内容説明
アスレナの太陽神殿に入って三日目。カヴィンタとルティは初めて星神殿に誘われた。呪術研鑽所の所長・クラコストは、二人をここから脱出させ、ラウル山に向けて出発させることを約束する。そしてその前に研鑽所で呪術を学んでいくことを二人に提案したのだった。カヴィンタはやがて、自分自身の秘密を知ることになるのだが…。書き下ろしで贈る大人気冒険ファンタジー、シリーズ第三弾。
著者等紹介
竹河聖[タケカワセイ]
東京生まれ。青山学院大学文学部卒。主にホラー、伝奇、ファンタジーを書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えみちゃん
2
アスレナの星神殿でクラコスト様がカヴィンタとル二ティの師となる。が、「ラテル山の方」に指導してもらうように薦める。その旅の途中でフィスを仲間に加える。追っ手が掛かり逃げる途中、マルキアはフィスを庇い倒れる。そして、フィスも父親の元に再会を願い戻る。その後は、順調に旅を続け、聖地ラテル山にたどり着く。そこは、ケントウリ族の住まう山だった。目的地を目の前にして、追っ手に追いつかれる。そこで、二人を庇護してきたローエは、力尽き、ケントウリに二人を託す。「大陸の未来の鍵」を。保護者を失った二人、心細いだろうな2012/01/27
空
1
カヴィンダ、ルティ、ローエの3人はラテル山を目指し…2016/08/15
kei
0
☆☆☆☆2017/09/18
水月
0
ようやく読みましたが、重要キャラが次々と…‼︎カヴィンタ、ルティ、ローエは旧作のティーエ、ラクシ、ボイスに重ねていたのでローエが倒れたことは意外でしかありませんでした。もちろん、傭兵という職業柄、本人は常に覚悟していたことだとは思いますが、カヴィンタ・ルティにとっては辛すぎる…マルキラは「姫」としてでなく、「普通の女の子」としての一歩を踏み出そうと決意した矢先だったのに…ゼドゥーがちょっと怖かった…自分がしてしまったことを受け入れられず、他に責任転嫁したいって気持ちからだろうけど、話聞かなすぎだよ〜‼︎2015/01/18
十六夜月の使者
0
大事なキャラクターが次々に・・・2012/02/20