内容説明
南町奉行所の同心、塩川鹿三郎と大八が行方しれずとなった。鹿三郎に世話になっていた同心の七十郎は、必死に捜索をするが、大八の死体だけが発見された。一方、父親となった書院番の勘兵衛は昼休みの弁当部屋で、三人の男が斬り殺される惨劇に遭遇する。それぞれの事件の意外な展開と、隠された真相とは果たして?…書き下ろしで贈る、勘兵衛シリーズ待望の第三弾。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。現在三島市在住。明治大学経営学部卒業。1999年第1回角川春樹小説賞特別賞『駿府に吹く風』で受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたしは元気
5
またまた、恐ろしいお話。 最後は、ちょっとほっこり。 で、次読みます。2022/07/21
蕭白
4
書院番というよりは徒士目付のようになってきていますね。こういう捕り物的な方が個人的には好きです。2015/12/17
ばるたん
2
だんだんと役者が決まってきた。次号へ。。2022/08/18
はじこう
2
勘兵衛と七十郎のそれぞれがたぐる事件の糸が絡みあい... 今巻も前半で多くの謎が提示されるが、後半ちょっと紙面不足か、展開が急過ぎる感があった。が、それだけ、濃厚・盛りだくさんな1巻ともいえる。面白かった。2013/11/29
Mikey
1
久しぶりの勘兵衛シリーズ。やっぱ、面白いや。頭が大きくて滑稽なのに腕がたって優しい。御徒目付に好かれているのでそろそろ役替えかな。それにしても剣戟はすごい迫力がある。 2019/11/09