内容説明
本書は、伝説的な実録怪談集『「超」怖い話』全十一冊に残された、著者執筆分最後の四十話に、この本のために特別に書き下ろした最新の怪奇譚、ネットのこと、無灯火、チクロ屋、ドライブスルーなど十話を新たに加えた計五十話を収録した。
著者等紹介
平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
神奈川県生まれ。週刊プレイボーイ、宝島等で映画・ビデオ批評をしながら作家活動に入る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅんぢ
31
いろんな怪談本を読んで思った事。死を予告される事、これが一番怖いような気がする。今回、「水で死ぬ」を読んであらためてそう思った。2020/08/14
NAO
25
いいです。ケチはある意味大バカです。掃除屋さんには注意です。2019/05/30
アイアイ
20
葬儀関係の仕事体験怖かった。「水で死ぬ」「七代目」「面接」 がお気に入りです。「人間、生まれてこなかった人はいるけど、死ななかった人はいないんです」 意味深すぎる。▽図書館2015/10/14
hannahhannah
17
怖い本シリーズ第四弾。今回は1~40話は『新「超」怖い話』の3~8、Q、彼岸都市の平山夢明が担当した話からセレクトして再録。41~50話は完全新作となる。「覗き」、「のぞき」と覗き話二連発。前者はシャワーを浴びる女を覗く幽霊が登場。オカルトパワーの使い方が間違ってるだろ…。後者は通りを双眼鏡で覗いていた男が怪異に遭遇する。「海月」は幽霊より、闇金の追い込みの暴虐さが時代を感じさせる。あとがきで、樋口明雄が霊障で下血して本シリーズから引退したのではなく、不摂生で持病の腫瘍を悪化させたのが原因と説明していた。2017/04/18
MK2
15
夜読むのは止めよう、昼間にしよう…でも…なぜか止められなくて、うっかり読み続けてしまい夜になっちゃって…後悔。怖いな~ あと一冊で読むの止めよう。2018/02/10