ハルキ・ノベルス
大相撲殺人事件

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784758420310
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

由緒ある歴史を誇る相撲部屋・千代楽部屋を訪れたアメリカの青年・マーク。ひょんなことから力士となるべく部屋住みの身となった彼だったが、そんな彼を待っていたのは相撲界に吹き荒れる殺戮の嵐!立ち会った瞬間爆発する力士の身体、頭のない前頭の惨殺死体、連日順々に殺されていく対戦力士、女性が上がれないはずの土俵上に生じた密室状態、身体のパーツを集めるかのごとく発生する連続殺人、洋館に集まった力士たちを襲う見立て殺人…。マークの名推理が土俵の上に冴えわたる!新本格の旗手が贈る超変格ミステリ登場。

著者等紹介

小森健太朗[コモリケンタロウ]
1965年、大阪生まれ。89年、東京大学文学部哲学科を卒業。82年に、『ローウェル城の密室』が史上最年少の16歳で第28回江戸川乱歩賞の最終候補となる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

42
図書館本。角界笑撃のバカミス(^^) 登場人物の90%は力士。その力士がこれでもかというくらい惨殺されていきます。しかもありえないほどあっけなく(^◇^;)。御前山という力士が中盤からどんどん邪魔(^^;; になってきて、良い意味でナイスキャラ。最終章は小栗虫太郎氏の「黒死館殺人事件」に絡めた話でしたが、個人的には綾辻行人氏「水車館の殺人」にも近い気がします。2017/08/14

red

11
ミステリと大相撲の融合作品。力士同士が土俵でぶつかりあった瞬間に爆発、から始まり、ある力士と取り組みが決まった順番に起きる連続殺人、女人禁制という意味での土俵という「密室」での殺人、果ては黒相撲館という「館」で起きる見立て殺人、と魅力ある謎の数々が楽しめる。この1冊で番付がむちゃくちゃになる位の凄惨な状況ながらどこかコミカルな掛け合いも多く、軽くて読みやすい作品でした。2019/07/28

zakuro

9
能町さんのツイッターからだけど、この本アマゾンで3万するって本当?力士が殺されてるのに淡々と稽古はするは巡業はするは、対戦相手が死んで不戦勝を喜ぶは、殺人ギャグファンタジーってことになるのかなあと思って読んでいたら、終わりの2話は京極夏彦っぽいし。髷結いのトリックが1番面白かった。2017/06/16

Chi-ka

7
ツイッターで話題になったらしいのですが、なんででしょうか??娯楽で読むなら可です。1つの相撲部屋で殺人が多すぎっ。御前山のキャラが良かったので最初からサブとして設定がしっかりしていたら、もっと面白かったと思います。2017/09/18

胡瑯

7
Twitterで話題になってたので読みました。バカミス系ですが、面白く読めました。マークは大学に入学できるのだろうか?w2017/07/11

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