内容説明
精神科医にして名探偵・弥生原公彦宛てに「宮崎勤事件」についての謎を指摘する資料が届く。送り主は長野戸隠村の由緒ある精神病院の御曹子である龍神周二。その仮説を検証すべく龍神家を訪れた一行の眼前で奇々怪々な連続殺人劇が開幕する!人智を遙かに超えた不可能犯罪「龍神家連続殺人事件」は一族に対する龍の呪いなのか?弥生原公彦が難事件に挑む、本格ミステリーの書き下ろし長篇。好評シリーズ第八弾。
著者等紹介
篠田秀幸[シノダヒデユキ]
1958年生まれ。神戸大学法学部卒業後、神戸市役所勤務を経て、現在高校教諭(国語科)。94年『蝶たちの迷宮』でミステリー作家としてデビュー。「新本格派第二次世代」の作家として位置づけられる
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