内容説明
名刀菊一文字―七百年も昔、福岡一文字派の刀鍛冶の棟梁として知られた一文字則宗の作品―を手に入れた沖田総司。斎藤一は総司がその刀を手にしたとき、刀から突然白い火花のようなものがほとばしり、それが龍の形となって彼をその白い炎の中に包み込むのを見た。これは神剣なのか、それとも総司を死へと誘う魔剣なのか!?斎藤一は不吉な予感めいたものを感ぜずにはいられなかったのだが…。一大叙事詩、待望の書き下ろしシリーズ第十二弾。
著者等紹介
栗本薫[クリモトカオル]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒。77年、『文学の輪郭』(中島梓名義)で群像新人賞評論部門受賞。78年、『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞を受賞。80年、『絃の聖域』で吉川英治文学新人賞を受賞
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感想・レビュー
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