出版社内容情報
クリニック勤務の小松原菜々子は、今日のランチに悩んでいた。
結婚を考えている彼との将来のため、毎日地道に自炊して節約してきたのに、作ったお弁当を家に忘れてきてしまったのだ。
谷中の路地まで辿り着いた菜々子が選んだのは、老姉妹の春美と雪子が営む町中華「ひばり亭」だった。
ひょんなことから怪我をした雪子の代わりに、菜々子はここでアルバイトをすることとなり……。
ふわふわのチャーハン、焼き目の香ばしい餃子、サクサクまろやかなカツカレー、関西風の天津飯に隠された秘密とは――。
人生に迷っても「ひばり亭」の美味しいご飯が前を向かせてくれる。
お腹も心も温まる、美味しい人情物語。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
3
冒頭はクリニック勤務の菜々子が安いランチを求めて谷中銀座をさまよい、中華食堂ひばり亭と出会うところからはじまる。 町中華、最近食べれない部類だしなんやかんや暑いのであまり行かないのだけど、こうしてメニューを説明されると食べに行きたくなってしまうもので。チャーハン、麻婆丼、カツカレー、天津飯、そして杏仁豆腐。 それにしても菜々子の彼氏の大輔…ダメなやつ感が最初から最後まで抜けない人だったなぁ… 2026/09/22
しまりす
2
手ごろな価格でお腹いっぱい食べられる中華料理店、今どきな言葉を使えば町中華。そんな東京の下町で老舗の中華食堂ひばり亭を営む姉妹のお話。 久しぶりに人情がある、ハートフルな人間ドラマに一気読みしていました。恋人との関係に悩む菜々子が客として現れ、物語のスパイスとなります。調理シーンも臨場感があり、近所の中華料理店に行きたくなるほど。 店主の春美さんと娘のさくらさんのやり取りが個人的には大好きです。 #中華食堂ひばり亭 #NetGalleyJP2026/09/29




