砂上の王国

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砂上の王国

  • 坂井 のどか【著】
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  • 角川春樹事務所(2025/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758414951
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第17回角川春樹小説賞受賞作
沙漠の風が吹く、西域(オリエント)歴史小説の新星。

「大陸的な人物が上手く描けている」北方謙三
「力作。古代中国に関する豊富で確固とした知識に裏付けられている」今野敏
「リーダビリティが高い」今村翔吾
「可能性、伸びしろという点で一番」角川春樹

誇り高き小国の皇子とその兄弟の物語。
七世紀、小国でありながらシルクロード交易の要衝である高昌(ル・こうしょう)国は揺れていた。
大国ながら新興国である唐につくか、強大だが荒々しい西突厥(ル・とっけつ)と手を組み、この地で独立を貫くか――。
第一皇子である麹(ル・きく)智(ル・ち)盛(ル・せい)は、そのどちらでもなく、西域の国々で手を取り、助け合って生き抜くべきだ、と考えていた。
だが父王の考えは違い、中華文化をこの干からびた土地へ持ち込んだという矜持から、高昌国こそが盟主として立つべきだ、と西突厥と組むことを選ぶ。
この砂の海に浮かぶ小さな舟のような国は、時代の荒波をどう渡っていくのか。
オリエントの風を感じる歴史浪漫、開幕!


【目次】

内容説明

七世紀、小国でありながらシルクロード交易の要衝である高昌国は揺れていた。大国だが新興国である唐につくか、強大だが荒々しい西突厥と手を組み、この地で独立を貫くか―。第一皇子である〓智盛(きくちせい)は、そのどちらでもなく、西域の国々で手を取り、助け合って生き抜くべきだ、と考えていた。だが父王の考えは違い、中華文化をこの干からびた土地へ持ち込んだという矜持から、高昌国こそが盟主として立つべきだ、と西突厥と組むことを選ぶ。この砂の海に浮かぶ小さな舟のような国は、時代の荒波をどう渡っていくのか。オリエントの風を感じる歴史浪漫、開幕!第17回角川春樹小説賞受賞作。沙漠の風が吹く、西域歴史小説の新星。

著者等紹介

坂井のどか[サカイノドカ]
大学では中国文学を専攻。西域をふくむ中国全土を数ヶ月間放浪し、十キロほど痩せて帰国。2023年、居合にうちこむ高校生を描いた青春小説『もののふうさぎ!』で第六回文芸社文庫NEO小説大賞優秀賞を受賞、2024年1月に刊行された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

21
7世紀。シルクロード交易の要衝にある高昌国を舞台に、唐と西突厥の二大勢力の狭間でいかに生き抜くかに揺れるオリエント歴史小説。新興国の大国・唐と国境を接する中で、西突厥と組んだ父王が唐の領土に手を出したことで侵攻を受ける高昌国。西域で助け合って生き抜くべきと考える冷静で理想を掲げる第一皇子の麴智盛、武勇の史含、知略に富む智湛の三兄弟、唐の将軍や西突厥の可汗ボグドといった登場人物たちにはそれぞれ存在感があって、唐の都・長安に舞台を移した後半の緊迫感のある展開と兄弟たちそれぞれの選択もまたなかなか印象的でした。2025/11/12

たかあき

3
帯書きの推薦者がツボ過ぎたので購入。主役側は漫画的なキャラクターではあるが悪くはないのだが、敵側に魅力が感じられず、そのため物語として物足りなさを感じた。次に期待。2025/11/12

たけのうみ

2
22025/11/06

せーじ

1
高昌国にまつわる歴史小説。性格の全く違う兄弟3人が、それぞれ役割を果たし、何度をドラマを作っていた。歴史的背景は全く知らなかったが、とても面白かった。2025/11/16

K子

1
第17回角川春樹小説賞受賞作。 物語の舞台は、前半が7世紀前半のシルクロード交易都市である高昌国(トルファン)、後半は建国したばかりの唐の都の長安、という歴史小説。大抵の読者にとってはあまり馴染みの無い時代と場所ということになりますが、エンターテインメント性が高く、とても面白く読めます。中国史系の歴史小説なので難しい漢字なんかも多めではあるのですが、それでもテンポ良く読みやすい感じで、作品世界に引き込まれます。 大国と大国の間で板挟みの小国である高昌国の王子三兄弟をメインとしつつ、2025/10/21

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