出版社内容情報
イケイケのヤクザが、親分の死を機に愛する家族のため足を洗った。
そして夢だったマンガ家を目指す。
だが男に残された時間は、あまりに少なかった――。
映像化決定!!!
人は、人生最後の日に、誰を想い、何を残していくのか?
沖田臥竜渾身の感動作が生まれたことに、心から嫉妬し、感嘆した。
――藤井道人(映画監督)
関西を拠点とする暴力団・中山連合に在籍する小泉拓朗は、目上の者にも平気で歯向かう気性のヤクザだった。
そんな小泉が雪乃という女性と出会い、変わり始めていく。
やがて娘が生まれ、二人は夫婦になる。
そんな中、親分である川中が襲撃され死亡。
それを機にカタギになる決意をした小泉は、昔から夢見ていたマンガ家を目指し、バイトをしながら原稿用紙に向かい続ける。
息子が生まれ4人家族になったが、徐々にすれ違っていった雪乃との関係は、気づいた時には大きな溝になり、二人は離婚。
毎週末、子どもたちに会うことを生き甲斐に、マンガの連載を目指し日々奮闘する小泉。
そこには「きれいな金で子どもを育てたい」という想いがあった。
そんな中、小泉はステージ4の肺がんという診断を受け、余命宣告をされてしまう。
愛する子どもたちのため、叶えたい夢のため、小泉は残された人生をどう使い、何を残すのか――。
内容説明
関西を拠点とする暴力団・中山連合に在籍する小泉拓朗は、目上の者にも平気で歯向かう気性のヤクザだった。そんな小泉が雪乃という女性と出会い、変わり始めていく。やがて娘が生まれ、二人は夫婦になる。そんな中、親分である川中が襲撃され死亡。それを機にカタギになる決意をした小泉は、昔から夢見ていたマンガ家を目指し、バイトをしながら原稿用紙に向かい続ける。息子が生まれ四人家族になったが、徐々にすれ違っていった雪乃との関係は、気づいた時には大きな溝になり、二人は離婚。毎週末、子どもたちに会うことを生き甲斐に、マンガの連載を目指し日々奮闘する小泉。そこには「きれいな金で子どもを育てたい」という想いがあった。そんな中、小泉はステージ4の肺がんという診断を受け、余命宣告をされてしまう。愛する子どもたちのため、叶えたい夢のため、小泉は残された人生をどう使い、何を残すのか―。
著者等紹介
沖田臥竜[オキタガリョウ]
1976年生まれ。兵庫県尼崎市出身。2016年に小説家デビュー。以来、事件から政治、裏社会まで幅広いフィールドを題材に執筆活動を続ける。一方で、近年は『ヤクザと家族』『TOKYO VICE』など映画やドラマの監修を手がけるなど活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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