大人をお休みする日

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  • サイズ 46判/ページ数 152p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758414753
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

出版社内容情報

「大人」をお休みする日があっても、それは「わたし」を生きるため。

中原中也賞受賞詩人が贈る、恋と暮らしに寄り添う第五詩集。
雑誌「mina」「婦人之友」人気連載を含む、著者最多の45篇を収録。

恋をすること/自分を愛すること
暮らしていくこと/抗うこと
女ともだちへ/選択すること
別れを選ぶこと/心を生かすために
ーーままならない日々のなかに光を見つける全8章。

「みずみずしくて、たのもしくて、ほんのり光をまとった言葉たちに、ずっと身をまかせて漂っていたくなる。
言葉のひとつひとつからふと視線をあげたとき、自分の見ている世界の鮮やかさにうっとりしてしまいます。」(上白石萌歌)

自分の機嫌は、自分でとる。
そう努めることが、よい「大人」の秘訣でしょうか。
「自分の機嫌くらい」、ね。
ちくりと刺された心地がしてうつむく。
「自分の機嫌だから」むずかしいのに。
世話を焼く対象が外にいてくれた方がそっと見守ることができるだろうに。
ーー「大きくなるために必要なこと 」より抜粋

ひとりの夜に思い出す。
もう交わることのない関係を、会わなくなった人たちのことを。
雲間から、月と目を合わせるみたいにぽっと記憶が灯る。
そんな過去からの小さな受け取りがわたしの心を、思わぬ角度で照らしてくれる。
ーー「冷めない夜」より抜粋

内容説明

中原中也賞受賞詩人、あなたの恋と暮らしに寄り添う第五詩集。痛みや光を、そっと掬い取る詩の贈り物45篇。「mina」「婦人之友」人気連載を収録。

目次

発話
恋をすること
自分を愛すること
暮らしていくこと
抗うこと
女ともだちへ
選択すること
別れを選ぶこと
心を生かすために

著者等紹介

文月悠光[フヅキユミ]
詩人。1991年北海道生まれ、首都圏在住。2008年、16歳で現代詩手帖賞を受賞。第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社/ちくま文庫)で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少18歳で受賞。2023年、第4詩集『パラレルワールドのようなもの』(思潮社)で富田砕花賞を受賞。2023年度より武蔵野大学客員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やすらぎ

143
ぬくもりが冷めてしまわぬうちに時を止めたいのに、ボタンを押せないまま湖に沈んでいく。泥を掻き分けた感触、小さな扉、開けると一輪の花、かすかに届く明かりを頼りに。詩に触れると、不思議な世界が心の中から生まれてくる。凪になるまでおやすみ。いつまでもこのままではいられないけど、日が暮れるまででもいいから。光の当たらない月は冷たい石。読者は言葉に込められた想いを受け取って追体験する。善い詩人はその情景を言葉で紡ぐ。「ひとは満ち足りてしまうものが怖いだけではないかと」恋、自愛、抗い、別れ、選択など45篇、文月悠光。2025/02/17

fwhd8325

65
自分自身の心が疲れた時、詩や短歌などを詠む傾向があるようです。文月さんの作品は、言葉を大切にしているように感じています。私生活に変化があったことを思って読んでからでしょうか、この作品集はほんわかした温もりのようなものを多く感じました、そして、艶っぽさを感じました。今までの作品から大きく変化した作品集だと思います。2025/03/24

えつ

11
文月悠光さん、初めましてでした。多分、1個下の方。16歳のときに現代詩手帖賞を受賞、ほかにも中原中也賞などを受賞している詩人さん、らしい。第5詩集。やさしくて心地良い言葉に包まれる時間だった。個人的には、星の採取、春の膝、部屋は聞いている、辺りが好きだったかな。前から気になっていた作品が文月さんの作品だったということを知ったので、そちらも読んでみたい。NetGalleyにて。2025/02/14

らびぞう

6
久しぶりの詩集。「恋をすること」、「自分を愛すること」、「暮らしていくこと」、「抗うこと」、「女ともだちへ」、「選択すること」、「別れを選ぶこと」、「心を生かすためにの」、8つの項目に、それぞれ5〜7つの詩がある。水々しい文体だなぁと思っていたら、やはり著者は若かった。ちょっと疲れた日の夜に、温かい飲み物を飲みながら、ゆったり読むと、その疲れは、ゆっくりゆっくり取れて行く。。。感じがする。2025/04/24

ebi kan

4
今まで読んできた詩の中で親しみやすくて読みやすく感じました。頭にスッと入ってくる感覚といえばいいのか。どういえばいいのかわからないけど、共感というより何となく「わかる」くらいの距離感。詩というものが身近に感じられる作品が多い印象でした。作者の想いが詩を通して伝わってくる感覚とはこういうことなのか。「星の採取」「大きくなるために必要なこと」「春の膝」が気に入ってます。2025/04/08

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