陸軍中野学校外伝―〓介石暗殺命令を受けた男

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陸軍中野学校外伝―〓介石暗殺命令を受けた男

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  • サイズ 46判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758414531
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

自衛隊に特殊部隊を創った著者が自らのルーツである父の人生を明かす、『邦人奪還』を越える衝撃作! 

士族の家に生まれ、9歳でニトログリセリンを自製。
陸軍中野学校の課題を次々とクリアし、教範を作成し直させた異才は、蒋介石暗殺命令を受けるが……
特殊戦に生きる者の心情と歴史の闇を描く、迫真ドキュメント・ノベル。

内容説明

士族の家に生まれ、8歳でニトログリセリンを自製。陸軍中野学校の課題を次々とクリアし、教範を作成し直させた異才は、〓介石暗殺命令を受けるが…。特殊戦に生きる者の心情と歴史の闇を描く、迫真ドキュメント・ノベル。

目次

1章 震災と恐慌からの復興(律義者の子だくさん―一九三一年(昭和六年)
ドジョウ―一九三三年(昭和八年)
ニトログリセリン―一九三五年(昭和十年)
青年将校―一九三五年(昭和十年)
七戸南部家―一九三六年(昭和十一年))
2章 軍靴の響き(二・二六事件―一九三六年(昭和十一年)
盗伐―一九三七年(昭和十二年)
国家総動員法―一九三八年(昭和十三年)
ヒグマ―一九四〇年(昭和十五年))
3章 大東亜共栄圏(真珠湾攻撃―一九四一年(昭和十六年)
ドーリットル空襲―一九四二年(昭和十七年)
陸軍予科士官学校―一九四四年(昭和十九年)
中野での生活―一九四四年(昭和十九年)
暗殺命令―一九四四年(昭和十九年)
軍籍剥奪―一九四四年(昭和十九年)
田町駅―一九四五年(昭和二十年)
汝臣民それ克く朕が意を体せよ)
4章 占領と混乱(もく拾いの元締め―一九四五年(昭和二十年)
用心棒―一九四六年(昭和二十一年))
5章 技術立国(第1回公開競争試験―一九四七年(昭和二十二年)
給与2課―一九四八年(昭和二十三年)

戦後賠償会議―一九五一年(昭和二十六年)
摘発―一九五二年(昭和二十七年)
転勤―一九五三年(昭和二十八年)
技術立国―一九五三年(昭和二十八年)
聡子―一九六一年(昭和三十六年)
筑波研究学園都市―一九六八年(昭和四十三年))

著者等紹介

伊藤祐靖[イトウスケヤス]
昭和39(1964)年東京都生まれ。日本体育大学卒業後、海上自衛隊入隊。防衛大学校指導教官、護衛艦「たちかぜ」砲術長を経て、イージス艦「みょうこう」航海長在任中の1999年に能登沖不審船事案に遭遇。これをきっかけに全自衛隊初の特殊部隊である海上自衛隊「特別警備隊」の創隊に携わった。2007年、2等海佐のときに退官。拠点を海外に移し、各国の警察、軍隊などで訓練指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はじめさん

10
現在の日本の防諜を司る公安警察。中央で選抜された公安マンを研修するサクラだかチヨダだかの機関の前身とされる、日本のスパイ養成機関・陸軍中野学校。著者の父である、伊藤均の少年期からから学校での訓練、敗戦後の生活を描く。/ 戦後の混乱期を、その特殊能力で生き抜き、ずっと軍属のままでいた殺人マシーン的な同期や後輩と殺し合う、というのはフィクションでたまに見る設定であるが、愚連隊を率いる男のボディガードから若い衆への戦闘訓練顧問とか、戦後編が面白かった。/ 北の将軍家御家騒動で猛毒神経ガスとか特殊部隊は恐ろしや…2024/02/17

4
とんでもない男がいたものだ。こういう男がまだこの国にいるのであれば希望があるのだが。2023/11/12

Jun Masuno

1
伊藤さんの作品を読む お父様を題材に実施のエピソードまじえ、太平洋戦争前後の日本の様子が描かれる 同じ軍隊でも、中野学校の特異性が描かれ、戦前でもまともな考え方の組織や人がいたことがよく理解できた2024/04/19

miu_miu

1
初めて中野学校の中身を知りました。軍隊じゃない。まともな思考。事実を基にしたフィクションとのことですが、かなり事実なのではないかと。特殊戦を勝ち抜くための能力を磨くことが、狡猾な欧州、粗暴な米国、狂気のロシア・中国に負けないために必要ではないか。戦後の闇市での屋台めしの場面での後払いの話が象徴しているように、日本人は他国民とは心根が違っているので(悪化はしているが)、中野学校の能力で強化すれば「万邦共栄の楽しみをともとし」の世界が実現できるのではないか。2024/04/01

ぽぽしゃん

1
この人の本はとにかくはっとさせられます。 戦前、戦中、戦後の時代を生きた異能の主人公が貫いたものは日本人としての道でした。驚きの連続で読み進めながらも、はっとさせられることが多く、ドキドキしましたが読後感は爽やかです。 日本人として生きる道を明るく照らしてくれる希望に満ちた本です。読んで良かったおすすめの一冊です。2023/10/18

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