出版社内容情報
精確で優れた仕事ぶりから、
「おまんまを喰いっぱぐれる心配がない」とついたふたつ名は『おまんまの安』――
摺師・安次郎は、亡き女房の実家へ預けていた息子の信太を引き取り、神田明神下の長屋に父子二人で暮らしていた。
そんなある日、兄弟弟子の直助が血相を変えて摺り場に飛び込んできた。
なんでも、共に切磋琢磨してきた彫師の伊之助がお縄になったという……。
江戸の人情が深く染み渡る、あたたかく切ない傑作時代小説。
内容説明
精確で優れた仕事ぶりから、「おまんまを喰いっぱぐれる心配がない」とついたふたつ名は『おまんまの安』。摺師・安次郎は、亡き女房の実家へ預けていた息子の信太を引き取り、神田明神下の長屋に父子二人で暮らしていた。そんなある日、兄弟弟子の直助が血相を変えて摺り場に飛び込んできた。なんでも、共に切磋琢磨してきた彫師の伊之助がお縄になったという…。
著者等紹介
梶よう子[カジヨウコ]
東京都生まれ。2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞。15年『ヨイ豊』で直木賞候補、16年同作で歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。23年『広重ぶるう』で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 韓国女子刑務所ギャル日記