乱世を看取った男 山名豊国

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乱世を看取った男 山名豊国

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758413923
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

応仁の乱を起こした名家・山名を継いだ武将、豊国。
幾度のもの変心を経ても、なぜ家康は豊国を評価したのか。
大名を捨てながらも、戦国を生き延びた「宿将」の生涯。
1548年(天正17年)に山名豊定の次男として生まれた豊国。
かつて日本の多くの荘園を経営し、「六文の一殿」と呼ばれた名家・山名は、
戦国の荒波の中で消耗し、山名豊国は厳しい領地経営を強いられる。
尼子、毛利、織田と強大な勢力に挟まれた豊国は、
織田信長の指し示す「戦国の終わった世」の未来に憧れるが、
生き延びるために心ならずも多くの裏切りを行う。
変心の中で捨てることのなかった豊国の本心とは?
未来が見えない時代にも通じる豊国の生き様を描く歴史巨編。

内容説明

かつて“六分の一殿”と呼ばれた山名家は、十二代目・山名宗全が応仁の乱を起こしたことで凋落を始める。この家に生まれた山名豊国は、苦境をはね退け名家を再興することを、幼き日からの悲願としていた。だが毛利と織田の二大勢力に挟まれて国は混乱し、家臣・国衆の反発がその道を阻む。心ならずも裏切りを繰り返し、その果てに家を潰した豊国が、泰平の訪れに見たものとは?

著者等紹介

吉川永青[ヨシカワナガハル]
1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年に『戯史三國志 我が糸は誰を操る』で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞してデビュー。2012年『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』で第33回吉川英治文学新人賞候補。2015年『誉れの赤』で再び第36回吉川英治文学新人賞候補となる。2016年『闘鬼 斎藤一』では第4回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

41
戦国時代、その名が衰退していった山名家。弱くなっても乱世を見つめているのが豊国でした。様々な戦国ならではの出来事が刺さります。弱い立場に立たされたときに目にするものが新鮮で面白かったです。2021/12/04

イトノコ

27
図書館本。応仁の乱を起こした山名宗全を祖に持つ山名家は、戦国後期には凋落の一途を辿っていた。豊国は山名家の再興を目指すが、数多の裏切りと死別の果てに彼が辿り着く先は?/別所に続き中国地方のマイナー大名、山名。山名宗全は有名だが、豊国の生涯などよほどの戦国マニアでないと知らないのでは。関ヶ原に参戦し、家光の代まで生きていたとは。展開的にありがちな「意識高い系無能」にならず、さりとて「実は超有能」でもない豊国を上手く描き切ったな、と。織田と毛利、超大国に挟まれた彼の立ち回りは我々凡人には学ぶところ大かも⁉︎2021/12/13

ren5000

24
清和源氏の血を引く名門山名豊国の物語。これといった特長もなく人物としては凡人で血筋が良いだけの男が信長、秀吉、家康と生き抜いていきながらの苦悩は同じく凡人の私としては興味深く読みました。でもいくら名門でもこんな人生は嫌だな〜。2023/05/11

サケ太

20
強くはない。だが、強かさを発揮しつつ生き抜く男、山名豊国。かつての家名も空しく、多くの勢力に翻弄されていく。兄、叔父との関係性。尼子残党。武田高信。不本意な選択の数々を強いられながらも、それでも折れずに戦っていく。己の役割として時代を見届け、山名の名を後世に伝えてきた人物として感慨深い。2021/09/24

onasu

15
戦国期、織田と毛利がせめぎ合う但馬、因幡に、かつては六分の一殿と称された山名氏が僅かな命脈を保っていた。その因幡を伯父から託されたのが年若い山名豊国で、守護代として蒙昧な因幡衆を従えて生き延びを図るが…。  山名という名門は、名のみとなっても、担ぐにも、負わせるにも利用価値があって、それを逆手に豊国も表裏者と称されようと奮闘するが、所詮は狭間の小勢力の悲運が。  未知の波乱の生涯を読み得たのには敬意を表するが、巨星数多の中では…。それと、タイトルに異を唱えるつもりはないが、落飾の後は数行で事済んだとも。2021/11/06

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