内容説明
自慢の十字槍の腕前で大友の宿将・戸次鑑連(後の道雪)に仕官を許された柴田治右衛門(後の天徳寺リイノ)は、大友宗麟の近習となり順調に出世してゆくが、愛する女性のために主君を裏切り、蟄居を命じられた。約二十年後、道雪の推挙で再仕官したリイノは大友のために、命を燃やす―心震える歴史長篇。
著者等紹介
赤神諒[アカガミリョウ]
1972年京都市生まれ。同志社大学文学部英文学科卒、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、上智大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。私立大学教員、法学博士、弁護士。2017年、「義と愛と」(『大友二階崩れ』に改題)で第9回日経小説大賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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