内容説明
後楽園ホールで、大阪で、マカオで…カクタさんは戦う男たちに、叫び、涙し、祈る。ボクシングは、こんなにもドラマに満ちている!
目次
1(マカオでボクシングを;いつかきっと自慢する;意外に遠い大阪;どうして見にきたのだっけ?;みんな泣いた;気品と洗練;すごいものを見た!;今日でよかった;倒れない人たちもまた;三者三様の実直;ブッラディ・マンデイ;まさかの負傷判定;本物の試合、本物の人気;タオル三昧)
2(あのいつかの輝きを;謝ることなんてない;合計たったの5ラウンド;熱の時間;裏切る体について)
著者等紹介
角田光代[カクタミツヨ]
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、97年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、04年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
masa
72
学生の頃、ボクシングをやっていた。自分の強さの幻想を壊し弱さの現実を知る競技だった。僕が最も愛する言葉のひとつに「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる」という有名ボクシング漫画の会長の台詞がある。努力=勝利という少年漫画の嘘と真実を見事に暴いている。どれだけ努力しても勝てないことがあると知ることだって強さだ。そして僕らは、極僅か勝ち続けられる者の強さを「凄いものを見た」と熱く語り、自慢したくなる。著者、そして井上尚弥と同じ時代を生き、それを共有できる幸せに感謝。2018/12/01
mike
51
角田さんによるボクシング実況中継本。御自分も輪島功一ジムに入部しているだけに、とてもボクシング愛が伝わる。でも私はそこまで選手に詳しくないので、今一つつまらなかった😓マニアの人が読めば熱くなる🔥本だと思う。2022/10/04
Kei
50
ボクシングも、海外旅行、山歩き、食事お酒、猫、結婚、そして小説!なにもかも高レベルに淡々と成し遂げる著者に脱帽。パーフェクト❗でも、力んでる感じもなく自然体。読んでいて快適です。これだけ、プライベートでも、あらゆることに、すんなりなら、多分、小説のあらゆるキャラクターにも同化しうるのかなぁ?と、妙に角田マジックを想う。それとも、随筆すら、一作品。惑わされているのか?私達。それでもよいけれど。(笑)2018/08/14
むつこ
24
ボクシング観戦のエッセイ集。小説と違う「熱さ」を感じるエッセイがもっと好き。難しいこと細かいことはどうでもいい感じの(ごめんなさい)ただただ観たまんまの感動の言葉の文章がイイ。一度観戦してみたいな。2019/03/30
しーふぉ
20
角田光代さんてボクシング好きなんですね。井上尚弥選手や村田諒太選手もきちんと押さえてますが、きっと1番好きなのは八重樫東選手なんだろうな。世界戦だけではない試合も頻繁に見に行っているようで凄い!高校生の頃は自分も好きで深夜の番組録画していたけど、今はほとんどの名前が分からないのが悲しい。2018/11/02
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