内容説明
目黒の小さなイタリアン「食堂メッシタ」満希がひとりで営む超人気店だ。ライターの笙子は母親を亡くし落ち込んでいた時に満希の料理に出会い元気を取り戻した。そんなある日、満希がお店を閉めると宣言し…大人気「食堂のおばちゃん」シリーズの著者が放つ最新料理小説。
著者等紹介
山口恵以子[ヤマグチエイコ]
1958年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。会社勤めをしながら松竹シナリオ研究所でドラマ脚本のプロット作成を手掛ける。2007年『邪剣始末』でデビュー。13年、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務するかたわら執筆した『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
milk tea
146
主人公・満希は大学の友人の父が経営するレストランでアルバイトをして料理に目覚める。そのあと大学を退学しイタリアの料理学校で基礎を学び、イタリアと日本のレストランで学びつつ技術、舌を磨く。どこに行っても確かな足跡を残し、次のステップに繋いでる。立ち止まらず常に前に進む力強さを感じた。この小説にモデルがいらっしゃるのにも驚きです。2018/11/17
yanae
143
カウンター席のみの本格イタリア料理店メッシタ。満希か一人で切り盛りするお店は今や人気になって予約もなかなかとれない。そんなお店の美味しい料理やお客さんとの軽快なやり取り、それに、満希が店を持つまでの半生が描かれています。満希は努力の人。認められてどんどん腕をあげていくのも爽快だったけど、周りに恵まれてるのもある。根からの嫌な人が出てこない美味しい優しい一冊てした。2018/07/30
KAZOO
137
山口さんの「食堂のおばちゃん」シリーズを読んでいるのでこれもその系列なのかと思いましたが、実際あった話をうまく脚色して読ませてくれます。小さなイタリアンのオーナー兼シェフの女性の物語でイタリアまで修行をしに行ったことをおいしそうな料理とともに紹介してくれます。私も行ったことがあるいくつかの都市があるので楽しめました。イタリアの料理のレシピをいくつか「食堂のおばちゃん」シリーズと同じように巻末に書いてくれたらと思いました。2019/06/15
のんき
111
イタリア料理の店、メッシタ。その小さな店をたった一人の女性、満希が切り盛りします。彼女は、お店を出すまでに、苦労したし、努力したし、才能もあったのかなあ。イタリア料理に魅せられて、イタリア各地で、料理を食べて、店で働いたりします。ほんとに、イタリア料理が好きで、美味しいイタリア料理をお客さんに食べてもらいたかったんだろうな。お客さんも予約なしでは入れないほど。ピッツァとかパスタとか以外イタリア料理をあんまり知らないわたしだけど、出てくるイタリア料理が、とっても美味しそうで、食べたくなりました。2018/07/31
紫綺
106
バブルの頃はイタリアンレストランがやたら流行ったが、天邪鬼な私はそっぽを向いていたのでイタリア料理には疎い(笑)。でもこの本を読めば、まるで「イタリア一周グルメツアー」に行って来たような気分になれる。まんぷく♪2019/03/06




