衝天の剣―島津義弘伝〈上〉

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衝天の剣―島津義弘伝〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758412896
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

規格外の戦略と勇猛果敢な薩摩魂で、戦国最強と謳われた島津四兄弟。その中でも次男・義弘は、ひときわ光彩を放つ武力をもっていた。九州制覇を目前に控えていた四兄弟の前に立ちはだかったのは天下人・豊臣秀吉だった。その後、明国の征服を目論んだ秀吉の命により、朝鮮へと出兵した義弘は、壮絶な死闘を繰り広げることになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

67
島津家久ら島津四兄弟を描いた名編『破天の剣』の続編にあたる小説。すでに名将家久は亡く秀吉に屈した島津家に様々な圧力やら謀殺やらがおこり、二人の弟である歳久の自害すら拒む術もない。その対処の仕方に、島津義久と義弘では方法が異なり、家中の乱れとなる。朝鮮の役が物語の中央に捉えられており、そこでの、義弘の活躍がこの小説のクライマックスとなる。10万の明軍を5千で迎え撃つ「恐るべし島津」。李瞬臣を海の釣り野伏せで討つ島津。そんなことは他の武将ではできなかったのだ。2017/09/10

なゆ

65
戦国の世にあっても、島津家を守り続けようと結束をますます強固にする島津四兄弟。『破天の剣』では秀吉に攻め込まれ降伏、末弟の家久の死までが描かれ、その先が気になっていた。秀吉の撒いた種になど、揺らぐような絆ではないわい!と言いたいところだが、そのやり口は巧妙で卑劣で読みながら悔しかった。唐入りを命じられ身内も次々失い満身創痍の義弘と、「屍として生き続けるよりも、誇りを胸に滅ぶ。今更だが、わしはその道を選んだのだ。」という境地の龍伯。さあ、下巻は関ヶ原だな。島津の退き口がどう描かれるのか楽しみだ。2017/02/24

たいぱぱ

63
「捨て奸」という戦法を使い、関ヶ原の戦いにおいて『島津の退き口』をやってのけた島津義弘のことを実はよく知らない。去年、関ヶ原を訪れた際、道中に「島津豊久の墓」があったのだが、誰?となる。調べてみたら胸と目頭が熱くなる逸話を知った。そんなこんなで島津を知りたく本書を手に取ってみた。まず島津義弘の年齢に驚く。こんなに歳食ってたの!?エロ猿爺の空前絶後の愚策・朝鮮出兵が中心の上巻。まだ親成を名乗ってる立花宗茂の登場に胸が熱くなりつつ、エロ猿爺への恨みだけが積もる。島津忠豊が豊久なのかな?いざ下巻へ敵中突破だー!2023/06/25

ポチ

55
島津家の力を削ごうと暗殺や謀略、家臣の離反など色々と仕掛けてくる秀吉。秀吉への怨讐を胸に、島津家の名誉と誇りの為に朝鮮で必死に戦う義弘。読み応えのある本でした。2017/01/21

ずっきん

53
伏見で家康に接近する義久。朝鮮へと出兵する義弘。兄弟を引き裂かんと張り巡らす、秀吉の奸智術数にじわじわと絡めとられていく島津家。大切なものを奪われた男たちが見いだす道は、いずこへと続くのか。『破天の剣』から一転、つらく重苦しく物語は展開する。この世の地獄で自ら鬼石曼子となった義弘と、絶望の果てに倭賊の殲滅を誓う李瞬臣。二人の行く先がやるせない。大義なき戦いの果て、五万の明軍を釣り野伏せで迎え討つ五千の島津。李瞬臣が見る空の色のあまりの美しさに、わたしはただ虚しく嘆息する。2019/01/04

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