感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そうたそ
38
★★★★☆ 少年作家チームに携わる大人、そしてその子どもたちを描く作品。Jリーグ発足以後今に至るまで人気は留まることを知らないサッカーだが、その反面この作品での月見野SCのような運営難に陥る地域の少年サッカーチームも増えてきているのだろう。主人公も、コーチを務める月見野SCと自身を重ね合わせ、人生を見つめなおしていくということになるのだが、結局のところ「勝利」にこだわりにくい地方の少年団が目指すべきはいかに楽しくあるかということなんだろう。以降の主人公もどこか吹っ切れたものがあるように思えた。2015/06/17
スノーマン
33
サッカーに限らず、活躍する選手と足を引っ張る選手がチームに入り乱れるのが小学生のスポーツの面白さ。でもその魅力に気づけず、スポーツの勝ち負けの厳しさばかりに振り回される子供達や、その親御さんも多いのだろうな。それは多分、一生懸命であるがゆえに。一人の若いコーチが加入することでチームが少しずつ変わっていく感動と、それでもうまくいかないもどかしさも相まって、いろんな感情が胸にこみ上げてくる。我が息子もとっっても鈍臭い少年なので、俊作少年は他人とは思えず、最後にガッツポーズ(笑)2015/07/23
のぶ
32
サッカーの少年クラブチームとボランティアで支えるコーチの話。ストーリーは決して悪くないんだけど、昔からよくあるパターンで、予想したとおりに進行して、予想通りに終わる。嫌味もないけど刺激もない。自分がサッカーにさほど興味がないせいか、試合の場面も熱くなることはあまりなかった。この本確か「本の雑誌」の書評見て買ったけど今回は期待を外されました。2015/08/19
ぱお
24
すべての問題をいつもクリアにしてから進むことはできないですよね。もやもやしたり、先送りにしたり、やり過ごしたりしながらも次へと進んでいく。そんなことをお互いに乗り越えながら、許しながら生きていく感じがとても好きな話でした。2016/10/09
きあら
19
地域の少年サッカーチーム「月見野SC」でコーチとして携わる健吾は、サッカーに、業績不振の会社の行く末に悩む。書かれている事は少年サッカーの良くある出来事だけど、自分も少年サッカーのコーチの経験があるので細かいところまで痛い程良く分かる。翔太の存在が物語の良いスパイスとなっていて、話に華を添えている。2021/05/31




