内容説明
こころと身体にとっても優しいサンドイッチとスープのお店、ますます元気に営業中!つらいこともあるけれど、アキコは相棒のしまちゃんと周りの温かい応援のもと、マイペースで店を切り盛りしています。待望の第2弾、書き下ろし。
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。1977年日本大学芸術学部卒業。本の雑誌社入社後、エッセイを書きはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。その後作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
181
いや〜、癒されますね〜。きっとネコ好きな方が読むともっと味わい深くなるのでしょうが、私のようなオッサンが読んでもバッチリと癒されました。前作から主人公「アキコ」さんの雰囲気もさらに柔らかくなった感があり、相棒「しまちゃん」は相変わらずピュアかつストレートな魅力をしっかりと発揮してくれています。意外なコトに向かいの喫茶店の「ママ」が今作では、なかなか重要な役回りを演じており、「アキコ」とのカラミもだいぶ穏やかになっているので安心して読めました。「アキコ」と「しまちゃん」のコンビ、今後ますます楽しみです。2016/05/10
かりさ
116
アキコとしまちゃんの日々は変わらず続いていて、その中に迷いや悩みもあって。解決したりしなかったりしながらも二人の関係はとても穏やかに和やかに続いていたのでホッとしました。シンプルなお店やメニューにほんの少しずつ色が添えられてゆく様にアキコの心境の変化が反映されているようで、色があるというのはやはり人の気持ちも明るく華やかにすると思う私にとっては嬉しい兆し。アキコの心にあたたかな灯火が灯る福がやってくる。良かったねぇと心から安堵してふくふくした気持ちで読み終えた。2015/07/19
chichichi
101
とても良かった〜。1作目を読んでから間があいてしまったけど、読んでるうちにどんどん思い出して楽しめる内容の2作目でした。温かいスープが喉から胃から身体全体に沁み渡っていく感覚。私も今日すべきことをきちんとこなそう。アキコさんのまわりの人や物やネコ、すごく好きだぁ。3作目も楽しみ。2016/03/02
ゆみねこ
99
開店直後の大繁盛から、やや客足が落ち着いてきたアキコさんのカフェ。向かいの喫茶店のママさんが素敵!タナカさんは・・・。新しい猫ちゃんたちがやってきて続編も楽しみです。 2016/02/17
優花 🍯モグモグ
96
この本を読んだあとは、ゆったり気持ちになりました。たろがいない生活は物足りなくもありましたが、アキコのお店の雰囲気や周りの人たちが素敵で穏やかな気持ちになりました。ものすごく良い話ではないけれど、読むと優しい時間が過ごせる気がしました。2016/05/29