松姫はゆく

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758412391
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかんべ

11
落日の中にある武田家。義兄弟、実兄弟たちが次々に殺され、自刃していく中で最後の娘松姫が、獅子之介達とともに逃げる逃げる。ともすると姫の意思とは反することもあるが、ひとえに姫を思うあまり。江戸時代になっても存在感を示した松姫だが、男運がなかったので生き延びられたのかな?2014/09/17

RAKUSI

7
武田の松姫といえば、昔、「女風林火山」というテレビドラマがあり、地方に住んでいる私のまわりには好評でドラマのあった翌日はドラマの話で盛り上がったこと、実は首都圏では、視聴率低下で打ち切られたとを今年になって知ったことを思い出しながら読みました。この作品は武田家滅亡直前から始まり、史実を基に描かれているが、そこに、ささやかな恋のようなものも描かれています。読後感の良い作品でした。2014/12/28

りんりん

7
武田信玄の娘・松姫を描いた作品。武田氏滅亡の時を迎え、激変する中で、生き抜こうとする松姫。史実を基に描いているので、迫力があった。2014/08/11

てふてふ

6
武田家の最期とその後を女性視点で描いた物語。女は道具だったなんて良く言われるけど、全くそうだったわけなんかなくて。松姫が北条家に助けを求める所なんて、三条の方の力を感じたし。松姫の凛とした強さには、上に立つ人間の力ってこういうことだなぁと感服。2016/08/31

mushoku2006

6
非常に清々しい読後感。 これはなかなか良かったなあ・・・・・・。 こういう気持ちの良い人々の話は、 現代の話だと嘘っぽすぎて読むに耐えないけど、 歴史小説や時代小説であれば、 すとんと腹に落ちます。 オチもナイスでした。2014/09/06

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