1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
135
タイトルのせいで読んでる間中脳内では7(セブン)にちなんだ曲がエンドレスに流れてた。ウルトラセブンではなくワイルドセブンでもなくエロティカセブン。~ラッキーセブン / 小諸-新鶴343キロの殺意 / TLP49 / 一男去って… / 殺人テレパス七対子 / 木曜の女 / ユニーク・ゲーム ~2015/09/03
紅はこべ
126
7にまつわる7つの物語。最初と最後のゲームの話、飲み込みにくかった。本格推理が好きなくせに、数字を使った論理って苦手だ。どっちのゲームも私は死んじゃうね。星新一に曜日ごとに配偶者が違う話があったな。2021/11/01
パフちゃん@かのん変更
84
「イニシエーションラブ」を読んで、乾くるみさんは若い女性かと思っていましたが、数学科を出ている50代のおじさんでした。それならば納得の内容です。7を巡る7つの短編。心理戦というか、頭を使います。最後の「ユニーク・ゲーム」は・・・バローズ一等兵(怒!)2014/08/03
barabara
82
何て唐突…!でもそれが乾くるみ。イニシェーションを超えるか?!と期待しながら毎回ショボンとなるのも、それが乾くるみ。2014/07/09
カロリーナ
78
☆3 ロジカルな企みに満ちた7編収録の短編集。「小諸―」話自体は好みではないが言葉のこじつけが面白い。馬鹿馬鹿しいけれどよく考えられていて思わず唸る。「ラッキーセブン」と「TLP49」、ハラハラドキドキしながら一気読み。読後はほっと出来てお気に入り。ただ前者は主人公が今後普通に皆と接することが出来るのかが多少不安(皆生きることに必至であったし、彼女もまた然りだったので問題はないのかな)。ルールや設定に添ってゲームを進めるに留まらず(逆にこれらを理解するのが私は面倒…)、“心理”を読むのがこの作品の醍醐味。2015/04/08