内容説明
幼い頃に弟を拐われた黒川夏野は、女だてらに妖かしと戦う剣の腕を磨いていた。そして安良国の都・晃瑠への一人旅の途中、社に封印されていた妖かしの片目を取り込んでしまう。一方、幼児誘拐が頻発する晃瑠に、奇妙な二人組が現れる。一人は安良国最強の剣士と謳われる鷺沢恭一郎。もう一人は片言しか話せない奇妙な少年・蒼太。弟の行方を探す夏野が、妖かしに追われる二人と出会い、物語が始まる…。和風ファンタジーに新たな歴史を刻む傑作登場。第4回角川春樹小説賞受賞作。
著者等紹介
知野みさき[チノミサキ]
1972年生まれ。ミネソタ大学卒業。東京でウェブ編集の仕事に携わったのちカナダに渡る。現在、バンクーバー在住。五大銀行のひとつにて内部監査員を務めている。2012年『鈴の神さま』(ポプラ社)にてデビュー。また同年、第四回角川春樹小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
72
日本語を使う江戸風な異世界の国の話。面白かった。だが人名・地名はほとんどデタラメ読みした。続きもあるみたいなので読んでみたい。2014/09/05
ねむねむあくび♪
53
面白かった!!鈴の神様は良かったが、趣の違う本作も良い。しかし、ラノベの妖魔小説よりは地味で真面目、上品。物足りない読者もいるかも?時代小説の読者層には、不思議草子物よりはファンタジー過ぎるか…。色々な要素が入っていて、まだ序章といった感。恭一郎や蒼太、夏野といった登場人物が魅力的で、続編を楽しみに待ちたいと思う。2013/06/08
風里
43
十二国記を彷彿とさせる和風ファンタジー。 構成がしっかりしているので読みやすく面白かった。 夏野の今後が気になるので続編が出たら読みたい。2012/11/23
はにこ
33
時代小説、妖もの?ファンタジー?その融合のような物語だった。初めは世界観に入り込むのにやや時間が必要だったが、登場人物のキャラクターも良くできていてストーリーも面白かった。人間側からの目線が多いため妖怪があまり強そうでは無く、むしろ人間の方がよほど恐ろしいと思った。続きも読んでみたい。2020/08/09
秋製
32
知野さん2冊目。女剣士夏野の成長物語といえるかな。夏野にとってこの旅は己を知り、長年抱えてきた哀しい出来事との清算であった。結末は哀しいものであったけど、それを受け入れるまでに成長した夏野。術士や妖かしが出てくるけど、派手さはない。2013/04/19




