内容説明
世界屈指のサッカーチームへのテロ予告に、新レイバー隊員たちは、どう立ち向かうのか。
著者等紹介
押井守[オシイマモル]
1951年東京都生まれ。アニメーション・実写映画監督。「うる星やつら」「機動警察パトレイバー」「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」など数々の劇場作品を手がける。2004年に「イノセンス」が、カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされ、日本SF大賞を受賞。2008年「スカイ・クロラThe Sky Crawlers」がヴェネチア国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
したっぱ店員
24
「特車二課」「泉野明」に引っかかるサッカー好きな方!読んで!といわれすぐ読んだ。でもなあ・・。サッカーのネタ振り多い割に最後のクライマックスあっけなすぎてびっくりした。しかしこのラスト、アニメで見たらそこそこ面白いかもしれないけどとは思う。イングラムが厄介者扱いになってるのもパトレイバー好きにはちょっと悲しかった。2012/07/30
kishikan
12
スカイクロラのアニメ映画の監督の小説ってことで本を手にした。僕はアニメ「機動警察パトレイバー」を知らなかったので、レイバーはガンダムみたいなものだと想像しながら本を読んでいたのだけれど・・・。それにしても押井監督って多才なのね!加えてサッカーフリークだったとは驚き!サッカーの魅力と、SFアクションを上手く融合させながら、映画を見ているように、文字を想像の中で映像に変えてしまうところはさすが映画監督とうなってしまう。ラスト1割位のところに、物語の山をもってくる盛り上げ方なんか憎い!2011/04/22
まつじん
12
押井守監督ってそんなにサッカーについて詳しかったんだ!と感心しました。薀蓄好きなのは良く知ってましたからビックリはしませんが。それにしてもよくやるわ~パトレイバーの世界観を持ちつつ壊す、そして犯人のことはナイショ。結構ひどいね。今野敏さんとは・・・あぁホンマネダばれ書き過ぎましたね。スマンスマン2011/03/30
こずえ
5
これは読む姿勢を間違えると「番狂わせ」をくらう本。「その後の特車二課」でも「あの押井守の小説」でもなく、「押井守サッカーを語る」だと思って読むべし。押井さん捻くれてんなあ…(笑)この感じも押井ワールドですよね…。2011/10/30
Yoshitomo Ono
4
読む前に酷評だと言う事は知っていた。amazonではボロクソに書かれてたから。だが、読んでみるとスゴく引き込まれてしまった。じぶんがパトレイバーをよく知っており、サッカーが好きで、押井守の映画を殆ど見ていたからだと思う。そういった下地がある人ならばスゴく楽しめる小説ではないだろうか。逆に言うと1つでも外れた人は全く楽しめない物語だと思う。世界観はパトレイバーだが、大半はサッカーの話。登場人物もあのパトレイバーのそれとは全く違う。番狂わせとは上手い事言ったものだ。 2013/04/20
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