サイレント・キラー

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758411103
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

書き下ろし長篇医療ミステリー。失踪した医師が残した謎の言葉、「サイレント・キラー」とは!?医師そして看護師が次々と失踪した。義兄の残した唯一のメッセージを手がかりに、若き医師の闘いが始まった―。

著者等紹介

結城五郎[ユウキゴロウ]
1943年東京都生まれ。1967年、千葉大学医学部卒業。1978年から千葉市にて内科医院を開業。診療のかたわら小説を書きはじめ、1993年、「その夏の終わりに」(架空社刊)で第2回小谷剛文学賞を受賞。1998年、「心室細動」(文藝春秋刊)で第15回サントリーミステリー大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱなお

27
医師である義兄が失踪した。夫の帰りを待つ姉に夫の知人と名乗る女性から電話があって、「ご主人は拉致された」と言われた。会う約束をしたあと姉も姿を消した。『サイレント・キラー』という言葉を残して消えた義兄と姉の居所を調べるため、義兄の働いていた病院に医師として働き始めた主人公ーーー病院で起こる謎の連続死は医療ミステリーにはありがち。真相はだいたい器具かウィルスかの二択だと思うのもありがちではあるけど、読みやすくてそれなりに面白かった。それにしても警察が動かなさすぎで、意外にも結構な人が死んでて驚く。2020/11/09

chiho

13
事件のにおいがプンプンしているのに「警察は動きません。家族が証拠を見つけて来なさい。」とかそんな警察に呆れちゃう。でも、なかなか面白いトリックでした。病院てセキュリティー低いしありそうな話だけど、ここまでグルだともう狙われたらおしまいですね。怖っ。2014/11/23

あさねぼう

1
 姉の夫が失踪、探そうとした姉も謎の電話を受けて、東京駅から先の行方がわからず失踪。主人公は真相を探るべくわざわざ勤めていた病院を辞めて問題の医院に転職。こんなこと簡単にできるのかしら?ヤクザに脅されたぐらいで、いくら何でも病院関係者が従順すぎるような気がしました。文章は読みやすくて良かったです。2018/06/29

ミーコ

1
余りにも悲しく切ない話ですね 僅かな望みを持って読んだのですが… でもストーリーは面白かったです。2011/10/30

おそのさん

1
実の姉と医者の義兄が拉致行方不明に。病院が怪しいと医者が潜伏捜査。若干の展開の苦しさとラストのやり切れなさ。B型肝炎変異型…2011/09/13

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