内容説明
診察室で待合室で。医師と患者、家族で一緒に読んでもらいたい1冊。予防・治療を症例で具体的に解説。
目次
1 診療事例で学ぶ肝臓病患者の診療(過量飲酒による肝硬変症への進行を予防する;メタボの肝臓病は全身病;お酒なし、肥満なし、それでも脂肪肝・脂肪性肝炎に!;肝炎ウイルスによる肝臓病患者から学ぶ;糖尿病患者の肝機能障害から学ぶ―糖代謝をコントロールする;肝がん―がんと鑑別を要する病気が多い、またがんでもあきらめない;胆石は油断でkない疾患)
2 メタボ時代の肝臓病診療必須知識(肝臓の動きを理解して診療に備える;近年重視されてきた肝疾患診断に必要な検査;肝臓の線維化の程度を診る―線維化マーカー;肝臓疾患発生は炎症が起因?;自己免疫疾患としての肝臓病;多くは特異体質でみられる薬物性肝障害;脂肪肝は心臓病の前兆か?;肝硬変症はどこまで回復できるか?―肝硬変症を改善する新戦略)
著者等紹介
岡崎勲[オカザキイサオ]
昭和41年慶應義塾大学医学部卒業。ニューヨーク市立大学マウント・サイナイ医学部内科(Lieber教授)訪問講師、慶大内科専任講師、産業医科大学医療短期大学教授・第一内科助教授併任、Dartmouth医科大学内科(Harris教授)訪問教授、慶大医学部衛生学公衆衛生学助教授、東海大学医学部公衆衛生学教授を定年退職後、国際医療福祉大学教授。順和会山王病院および国際医療福祉大学病院にて消化器内科を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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