救急疾患のＩＶＲ―手技の実際とポイント （改訂版）

救急疾患のＩＶＲ―手技の実際とポイント（改訂版）

隈崎達夫/中島康雄【編】
メジカルビュー社（2003/05発売）

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サイズ B5判／ページ数 173p／高さ 26cm
商品コード 9784758308144
NDC分類 492.43
Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》　IVRの急速な進歩に合わせ、新規症例の追加、最新症例に差し換えて内容のより一層の充実を図った改訂版。症例ごとに、IVRの手技の実際とポイントを簡潔に解説した、いかなる救急疾患・外傷にも対応できるIVRist必携の実践書。　　　　

《目次》
改訂版救急疾患のIVR　　
■Vascular IVR　　
　１．頭部・頸部　
　　　急性期脳塞栓－経動脈性線溶療法　
　　　破裂動脈瘤　
　　　脳血管攣縮　
　　　椎骨動脈解離　
　　　鼻出血　
　　　頭部外傷　
　　　癌浸潤からの出血に対する頸動脈TAE　
　２．胸部　
　　　胸部動脈損傷　
　　　肺血栓塞栓症－血栓溶解療法　
　　　肺血栓塞栓症－血栓吸引療法
　　　肺血栓塞栓症－血栓破砕療法
　　　喀血
　　　外傷性肺動脈損傷
　　　上大静脈症候群
　３．心・大血管
　　　急性心筋梗塞
　　　冠動脈損傷
　　　弓部仮性大動脈瘤
　　　胸部大動脈損傷
　　　大動脈解離
　　　mycotic aneurysm
　　　腹部大動脈瘤切迫破裂
　　　大動脈腸管瘻
　　　大動脈閉塞バルーンカテーテル
　　　肺血栓塞栓症－下大静脈フィルター（パーマネントタイプ）
　　　肺血栓塞栓症－下大静脈フィルター（テンポラリータイプ）
　４．腹部
　　●外傷
　　　肝損傷
　　　脾損傷
　　　腎損傷
　　　副腎損傷
　　　腸間膜損傷
　　●消化管出血
　　　十二指腸潰瘍
　　　食道胃静脈瘤（TIPS）
　　　食道胃静脈瘤（PTO・TIO）
　　　胃静脈瘤（BRTO）
　　　食道胃静脈瘤（SAE）
　　　ヘモビリア
　　　十二指腸静脈瘤
　　　小腸粘膜下腫瘍
　　　潰瘍性大腸炎
　　　大腸憩室症
　　●腹腔内・後腹膜出血
　　　原発性肝細胞癌破裂
　　　肝動脈瘤破裂
　　　胃動脈瘤破裂
　　　脾動脈瘤破裂
　　　特異型血管疾患
　　　膵動静脈奇形
　　　術後出血
　　　術後血尿
　　●血栓症
　　　上腸間膜動脈閉塞症
　　　腹腔動脈・上腸間膜動脈閉塞症
　　　門脈血栓症
　　●その他
　　　急性膵炎
　5．骨盤・四肢
　　　骨盤骨折
　　　会陰部損傷
　　　女性性器出血
　　　持続性陰茎勃起症
　　　急性四肢動脈閉塞症
　　　上肢動脈損傷
　　　下肢動脈損傷
　　　深部静脈血栓症－１－
　　　深部静脈血栓症－２－
　　　透析シャントトラブル－狭窄に対するIVR
　　　透析シャントトラブル－閉塞に対するIVR
　6．その他
　　　血管内異物除去（右心系）
　　　血管内異物除去（門脈系）
■Non Vascular IVR　
　１．頭部・頸部
　　食道狭窄および食道気管瘻
　２．胸部
　　気胸
　　気道熱傷による気管・気管支狭窄
　　肺炎（肺膿瘍）
　　降下性壊死性縦隔炎
　３．心・大血管
　　心嚢液穿刺
　４．腹部
　　内視鏡的経鼻的胆管ドレナージ
　　急性胆嚢炎
　　閉塞性黄疸（PTCD）
　　膵損傷
　　膵液瘻（膵皮膚瘻）
　　輸入脚閉塞
　　イレウス管を用いた消化管拡張術
　　水腎症（PCN）
　　直腸閉塞　
　　骨盤内膿瘍

内容説明

本書の特徴は症例ごとに手技の実際とポイントを述べたものである。今回は新規症例を多数追加すると同時に、一部の疾病について症例の差し替えや加筆修正を行った。すなわち、新規症例として２１例を加え、４例を最新症例に差し替えた。同時に、冗長を極力避けたうえで必要最大限に具体的なポイントを強調し、さらに“Ｏｎｅ　Ｐｏｉｎｔ　Ｌｅｃｔｕｒｅ”としてその疾病に関する一般的な医学知識をまとめている。