投球障害肩 こう診てこう治せ―整形外科医と理学療法士からのアドバイス

投球障害肩 こう診てこう治せ―整形外科医と理学療法士からのアドバイス

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784758306249
  • NDC分類 494.77
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 代表的なスポーツ障害である「投球障害肩」の病態と、スポーツ復帰に向けてより効果的で無駄のない診察・治療の進め方を治療例を基に豊富な写真でわかりやすく解説。    

《目次》
整形外科医と理学療法士からのアドバイス
投球障害肩-こう診てこう治せ
1.投球障害肩をどうとらえるか-病態,診断,治療の基本
   はじめに
   投球障害肩に対する考え方
   損傷に至るストーリーを組み立てる
    投球障害肩の主な鏡視所見
    鏡視でみられた損傷部位への刺激
   主要病態と治療のために得たい情報
    腱板損傷
    関節唇損傷(SLAP損傷)
   理学所見の妥当性
   外来診察時に必要な所見のとり方
   理学所見と鏡視所見の比較から学ぶこと
   手術する,しないはどう判断するか
   手術療法
    腱板損傷に対する手術
    関節唇損傷に対する手術
    関節唇・関節包・関節上腕靱帯複合体の損傷に対する手術
2.投球障害肩に対する理学的評価
  ●理学的評価を行ううえでの確認事項
   可動域
    肩甲胸郭関節の評価
    肩甲上腕関節の評価
    他の因子による影響
   筋力・筋活動
    肩関節における筋力
    関節複合体としての筋力
    筋活動バランス
   投球動作
    第1相 wind-up phase
    第2相 cocking phase
    第3相 acceleration phase
    第4 相  follow-through phase
  ●投球障害肩に対する評価のポイント
   体表からの観察
    肢位・姿勢の評価
    頚部形状の左右差
    肩周囲の形状の左右差
    上腕・前腕部
    手指(胼胝)
   理学的評価の実際
    可動域評価
    疼痛誘発テスト
    筋活動の評価
3.投球障害肩に対する理学療法の実際
  物理療法
   温熱効果
   寒冷による効果
   光線療法による効果
   電気療法による効果
   その他の物理的エネルギーによる効果
  徒手療法
   急性期(炎症期)での症例に対する徒手療法(リラクゼーション,その他)
   関節包など軟部組織柔軟性に問題を有する症例(ストレッチング,その他)
   関節内に問題を有する症例(関節モビライゼーション,その他)
   筋緊張による問題の症例
  体操療法
   呼吸訓練
   stooping exercise,振り子運動
   ストレッチング
   Cuff-Y exercise
   肩甲帯訓練
   その他
4.投球動作の分析と投球動作を踏まえたトレーニング
   投球動作の分析
    第1相 wind-up phase
    第2相 cocking phase
    第3相 acceleration phase
    第4 相  follow-through phase
   投球動作を踏まえたトレーニング
    投球動作に必要な関節運動を踏まえたトレーニング
    実際のボールを使った投球動作へ移行するための練習
    投球動作練習のポイントと進め方
5.道具の使い方と投球障害
   ボール
   グローブ

目次

1 投球障害肩をどうとらえるか―病態、診断、治療の基本(投球障害肩に対する考え方;損傷に至るストーリーを組み立てる ほか)
2 投球障害肩に対する理学的評価(理学的評価を行ううえでの確認事項;投球障害肩に対する評価のポイント)
3 投球障害肩に対する理学療法の実際(物理療法;徒手療法 ほか)
4 投球動作の分析と投球動作を踏まえたトレーニング(投球動作の分析;投球動作を踏まえたトレーニング)
5 道具の使い方と投球障害(ボール;グローブ)

著者等紹介

筒井広明[ツツイヒロアキ]
昭和大学藤が丘リハビリテーション病院整形外科助教授

山口光国[ヤマグチミツクニ]
昭和大学藤が丘リハビリテーション病院リハビリテーション部係長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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