出版社内容情報
《内容》 脊椎インストゥルメンテーションの特徴を最大限活かすために必要な基礎知識・基本手技を網羅し、正しい適応と手技で手術を行うためのポイントを、合併症や機能障害に対する予防法、対処法も含めて解説した実用書。
《目次》
脊椎インストゥルメンテーション
基本手技とチェックポイント
第1章 脊椎手術に必要な基本手技
皮切,展開,閉創 中原進之介
除圧法 中原進之介
除圧法(椎間関節内側切除と脊柱管拡大術) 野原 裕
母床作成,骨移植法 鈴木信正
母床作成,骨移植法 中原進之介
採骨法 中原進之介
腸骨採骨法(後方より) 鈴木信正
自己血輸血 井上 清,ほか
第2章 インストゥルメンテーション手術に必要な基本手技
インストゥルメントの基本手技
フック挿入 野原 裕
ワイヤリングテクニック 鈴木信正
頚椎椎弓根スクリューの刺入 鐙 邦芳
ペディクルスクリュー挿入:胸腰椎,仙椎 野原 裕
ペディクルスクリュー挿入:胸腰椎,仙椎 鈴木信正
ペディクルスクリューに関するトラブルシューティング
(エアトームの活用) 鈴木信正
頚椎プレート 中原進之介
椎体スクリュー挿入:胸腰椎,仙椎 野原 裕
インストゥルメントの器種別手術手技
Harrington ロッド 鈴木信正
Isolaシステム:腰仙椎 司馬 立
胸椎側弯に対するIsola法 司馬 立
TSRH 川上紀明
エクシアスパインシステム 中井定明
CD Horizon,CD Horizon M8 金 明博,ほか
Jacksonテクニック 佐々木邦雄
Grafシステム 佐藤栄修
KASS 庄野泰弘,ほか
HHR 佐藤栄修
バリグリップ 米延策雄,ほか
アリゲータープレート:頚椎 冨士武史
ランバーアリゲーター:腰椎 冨士武史
プレート 篠原一仁
VSP Steffee プレートシステム 鈴木信正
Olerudサービカル 冨士武史
Chiba type ペディクルスクリュー 山縣正庸
第3章 手術適応と手術成績
リウマチ(RA上位頚椎病変) 中原進之介,ほか
頚椎腫瘍(二分割による全摘) 原田良昭,ほか
頚椎外傷 夫 徳秀,ほか
[変性疾患]
腰椎分離症 徳橋泰明,ほか
腰椎分離症 武政龍一,ほか
分離すべり症 中井定明
変性すべり症 佐藤栄修,ほか
変性すべり症 山本利美雄,ほか
腰椎変性側弯症 持田譲治
変性腰仙椎部後弯症 佐々木邦雄
[脊柱変形]
特発性側弯症 鈴木信正
先天性側弯症 鈴木信正
先天性後弯症 川上紀明
麻痺性側弯症 二見 徹,ほか
Recklinghausen病 曽雌 茂,ほか
形成不全性すべり症 野原 裕
[骨粗鬆症]
骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折 武政龍一,ほか
骨粗鬆症性骨折 税田和夫,ほか
骨粗鬆症性骨折 浅野 聡,ほか
[腫瘍]
胸腰椎腫瘍 徳橋泰明,ほか
骨盤輪再建 野原 裕
骨盤輪再建 村上英樹,ほか
骨盤輪再建 四方實彦
骨盤輪再建 曽雌 茂,ほか
[外傷]
胸・腰椎脱臼骨折 芝 啓一郎
胸・腰椎破裂骨折 種市 洋,ほか
腰・仙椎粉砕骨折 時岡孝光,ほか
腰・仙椎脱臼骨折 時岡孝光,ほか
腰仙椎部シャルコー脊椎 野原 裕
腰仙椎部シャルコー脊椎 田中雅人,ほか
[炎症]
結核性脊椎炎(脊椎カリエス) 米延策雄,ほか
第4章 合併症と対策
金属アレルギーの臨床 橋本喜夫,ほか
各種合併症と対策
第5章 インストゥルメンテーションの将来展望
人工椎間板 小谷善久
ロボット手術 江原宗平
腹腔鏡下手術 山縣正庸
EBMに基づくインストゥルメンテーション治療の選択
コラム
ワン・モア technique 胸腰椎前方法 野原 裕
ワン・モア technique 4点支持ホールフレーム使用の留意点 鈴木信正
ワン・モア information 同種血輸血の安全性 半田 誠
ワン・モア technique フックあれこれ 鈴木信正
腰椎変性疾患に対するインストゥルメンテーションの適応 鈴木信正
腰椎変性疾患に対するインストゥルメンテーションの適応 中原進之介
腰椎変性疾患に対するインストゥルメンテーションの適応 野原 裕
内容説明
本書は、脊椎インストゥルメンテーションの特徴を最大限生かすために必要な基礎知識・基本手技を再確認できる内容とすること、脊椎インストゥルメンテーション手術を正しい適応と正しい手技のもとで行うためのポイントを理解できる内容とすること、を基本方針としました。脊椎インストゥルメンテーションの現在の位置づけを俯瞰し、その特徴を生かした手術を行うため“手術適応決定のポイント”“手術手技のポイント”さらに“起こしやすい合併症や機能障害に対する予防法”“起きてしまった場合の対処法”について、多数の経験をもつ諸先生が、解説しています。
目次
第1章 脊椎手術に必要な基本手技
第2章 インストゥルメンテーション手術に必要な基本手技(インストゥルメントの基本手技;インストゥルメントの器種別手術手技)
第3章 手術適応と手術成績(変性疾患;脊柱変形;骨粗鬆症;腫瘍 ほか)
第4章 合併症と対策
第5章 インストゥルメンテーションの将来展望
著者等紹介
鈴木信正[スズキノブマサ]
東京都済生会中央病院副院長
中原進之介[ナカハラシンノスケ]
国立病院岡山医療センター整形外科医長
野原裕[ノハラユタカ]
独協医科大学越谷病院整形外科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。