出版社内容情報
《内容》 虚血性心疾患はわが国において最も重要な生活習慣病となりつつある。本書ではわが国の実態と対策を中心に、ガイドライン等を含めそれぞれの専門的な立場から解説。
《目次》
I 虚血性心疾患の疫学
1.わが国における虚血性心疾患の疫学:死亡率・罹患率の動向と国際比較 上島弘嗣
2.虚血性心疾患の危険因子の動向 大口純人・上松瀬勝男
II 虚血性心疾患のリスクファクター:Evidence,Assessment,Intervention
1.高血圧 楽木宏実・荻原俊男
2.高脂血症 横手幸太郎・齋藤 康
3.糖尿病と虚血性心疾患 伊藤智範・瀬川郁夫・平盛勝彦
4.インスリン抵抗性 斎藤重幸・島本和明
5.虚血性心疾患関連遺伝子 堀 正二
6.Inflammation,Infection 島田和典・代田浩之
7.Thrombosis 副島弘文・小川久雄・岸川秀樹
III 虚血性心疾患の予防戦略のための動脈硬化の評価法
1.頸動脈エコー法 小柳左門
2.大動脈脈波速度 山科 章
IV 虚血性心疾患予防戦略
1.健康日本21と虚血性心疾患予防戦略 田中平三・勝呂玲子
2.虚血性心疾患の一次予防ガイドライン 佐久間一郎・北畠 顕
3.心筋梗塞二次予防ガイドライン-日本循環器学会ガイドラインを踏まえて- 中村保幸・木之下正彦