目次
概論 CRISPRが一新した現代の遺伝子同定
第1章 基本フローと各フローにおける検討ポイント(CRISPRスクリーニングで最も重要な「数」を理解する;ゲノム編集手法~種類と選び方 ほか)
第2章 実践 基本プロトコール(レンチウイルスの基本操作―ウイルス作製と細胞への感染;Cas9レポーターアッセイ ほか)
第3章 実践 応用プロトコール(抗がん剤耐性・感受性因子の探索;ウイルスの増殖にかかわる宿主遺伝子の探索 ほか)
第4章 発展的な活用事例(スキャニングとしての利用:タンパク質機能ドメインの解析;遺伝子間の機能的相互作用を狙ったCRISPRスクリーニング ほか)
著者等紹介
遊佐宏介[ユサコウスケ]
2005年、大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。’07~’12年英国ウェルカムサンガー研究所研究員、’12~’18年同グループリーダー。’18年から京都大学ウイルス・再生医科学研究所(現・医生物学研究所)教授。大学院時代のマウスES細胞でのゲノム改変をきっかけに長年遺伝学ツールの開発に従事、’12年独立した年にCRISPRに出会い、哺乳類細胞におけるスクリーニング法を確立させた。共同研究を通してさまざまなプロジェクトに関わりながら、がんと多能性幹細胞分野での応用研究に注力している
樽本雄介[タルモトユウスケ]
2013年、京都大学大学院にて博士号取得(生命科学)。同大学院生命科学研究科助教(’09~’15年)、コールドスプリングハーバー研究所博士研究員(’15~’19年)、京都大学ウイルス・再生医科学研究所助教(’19~’22年)を経て、’22年から京都大学医生物学研究所助教。研究対象を酵母、がん細胞、多能性幹細胞と拡げつつ、遺伝学的スクリーニングを軸にさまざまな生命現象に関わる因子の探索と機能解明を目指している。最近はシングルセルCRISPRの解析が興味の中心(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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