出版社内容情報
すべての“悩める研究者”におくる,研究者による,研究者のためのビジネス書
島岡 要[シマオカモトム]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
22
行動しながら考えよう 研究者の問題解決術。島岡要先生の著書。医師で研究者の島岡要先生が問題解決術について解説しています。タイトルは研究者の問題解決術だけれど、研究者ではない一般人でも応用できる内容が満載の一冊です。2018/10/06
厩火事
5
カタカナが多すぎて途中から集中できませんでした。「持続可能なサスティナブルな組織〜」の一文でもうギブアップです。「持続可能な組織」でいいじゃん!研究者は論文書いてナンボな部分があると思います。そんな人向けに本を書いたなら、せめて文章はきちんと書いて欲しいと強く思いました。2017/08/08
minochan
4
4年ぶり再読。「理性は感情の奴隷」ー理屈の多くは自分の直感を正当化するための後付けかも。「書きながら考える」ことの効率のよさ。「フィルターバブル」に陥らないように、普段会わない人ともゆるく繋がる。「研究者だろうが上司も同僚も感情で動く部分がある」ことを受け入れる。ここ数年自分が強く意識してきたことが、結構本書に由来していたと気づいた。自己啓発本恐るべし。「楽観主義バイアス」を定量した実験で、米国が圧倒的1位、日本が最下位だったのは、ステレオタイプと一致しすぎて逆に笑えた。意識的に楽観主義でありたい。2025/01/04
牛タン
4
学部生~助教の悩み相談に答える形で、研究者としてのキャリアの考え方、見の施し方、研究の進め方のアドバイスをする。典型的な悩みを取り上げたのだろうが、まさに自分の悩みを言い当てられているような箇所が多く、またそれを乗り越えるアドバイスも載っており、自分には得るものが多かった。行動しながら考える、ボスを客と考える、暗記を放棄すると理解力を失うおそれ、新しいことをして失敗を繰り返すことで悲観主義を乗り越える、いまの環境で最適化してしまわない、バックアップの策を考えておく、フォロワーシップ、共同プロジェクト・・・2018/01/29
gachin
3
成熟しているように見える研究者でも絶えず考えながら価値観を更新していてかっこよい
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