実験で使うとこだけ生物統計 〈１〉 キホンのキ

池田郁男

羊土社（2015/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 101p／高さ 21cm
• 商品コード 9784758120630
• NDC分類 461.9
• Cコード C3045

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[へそ]

いつの間にか、池田先生が本を出版なされておった…。この本には、生命科学系の実験(分子生物学的手法を使った実験や動物実験)を行う上で必須の統計の基礎知識に関することが書かれてあります。内容は、某学会のシンポジウムの内容に沿っていますが、より分かりやすい文章となっております(私は、シンポジウムも拝聴しておりましたが、この本を読んでやっとSDとSEの真の違いが分かりましたorz)。研究室に一冊置くべき本かと。

2016/02/19

[ジャネイロ]

よく分からなかった統計の初歩の部分が理解できた。オススメ。

2016/03/09

[Rootport Blindwatchmaker]

ベストセラー『統計学が最強の学問である』の次に読む本。「統計学がなんかすごいってことが分かったよ！じゃあ使い方を教えてくれ！」という人にぴったり。三角形の内角の和が180度になることの証明方法が分からなくても、内角の和が180度だと知識として知っているだけでも色々と役に立つ。同様に、統計手法の数学的証明は分からなくてもいいけどツールとしての使い方だけを教えてほしい……という人は多いはず。

2015/12/26