出版社内容情報
「受けている人が羨ましい」と評判の講義を大公開！
内容説明
実践に活かしやすい豊富な事例、ぐんぐん引き込まれる、臨場感たっぷりの語り口、ポイントを絞った明快な解説、Ｄｒ．寺沢がそっと教える苦労話など、医師として知っておきたい知識や心構えが身につきます。
目次
第１講義 外傷総論―バイク事故・意識レベルＪＣＳ１００、まずどこから診る？
第２講義 多発外傷入門―３人に１人をさらに救える戦い方、教えます
第３講義 ショックその１―「これだけでいい」分類と、パターンで攻める出血性・心原性ショック
第４講義 ショックその２―血液量が変わらないショックもとっても大事
第５講義 中毒その１―ハズせない一酸化炭素中毒と，ダマされやすい血中酸素量
第６講義 中毒その２―患者さんへの対応と、忘れてほしくない中毒を具体的に
第７講義 熱中症―コーラ色の尿に命の危険を感じよう
第８講義 低体温・溺水―治療だけじゃすまない低体温と、助かるチャンスを逃さない溺水
課外授業 災害トリアージに挑戦！
著者等紹介
寺沢秀一［テラサワヒデカズ］
１９７６年金沢大学卒業。同年沖縄県立中部病院。１９８１年カナダ・トロント総合病院救急部。１９８３年福井県立病院を経て、２０００年福井医大救急医学教授。２００２年同大総合診療部教授
林寛之［ハヤシヒロユキ］
１９８６年自治医科大学卒業。１９９１年カナダ・トロント総合病院救急部にて臨床研修。１９９３年～僻地医療を経て、１９９７年～現職（福井県立病院救命救急センター）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おに---る
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救急の知識を得ることのできる救急入門書。私のように医学の予備知識が薄い者でも理解できるような図も満載である。優しい語り口調で、つまりどういうことか、という丁寧な説明は分かりやすく、最後まで『ふむふむ…』と読み続けることができるという意味でも大変魅力的な本だと言える。途中途中にはさまれている医学コラムや林先生の登場も大変楽しめた。人に奨めたい一冊。2011/11/26
いっちゃん
0
下級生でも読めるような内容であるが、読み終わった頃には救急医療の大枠はなんとなくつかめたような気がするから不思議である。 こんな授業が受けれるなんて、福井の生徒は幸せだなぁ。。。2011/11/07
