目的別で選べる核酸実験の原理とプロトコール―分離・精製からコンストラクト作製まで、効率を上げる条件設定の考え方と実験操作が必ずわかる

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  • サイズ B5判/ページ数 263p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784758101806
  • NDC分類 464.27
  • Cコード C3047

内容説明

エタノール沈殿の基本から分離・精製・クローニングまで、ベーシックな核酸実験法をカバー。核酸の化学的な解説も基礎から丁寧に紹介。実験法の背景から原理を解説し、実験操作や使用する試薬は根拠から詳しく説明。知らなくても実験は進むけれど、知っていると役立つ知識を多数掲載。反応量や反応時間を変えるとどう影響が出るのか。結果を検証し、効率を上げる条件設定を解説。

目次

1章 核酸実験の基本
2章 基本的な核酸の分離・精製法(核酸の沈殿法の原理とプロトコール;核酸の分離の原理とプロトコール;プラスミド精製法の原理とプロトコール;大腸菌からのプラスミド調整法の原理とプロトコール)
3章 細胞・組織からの核酸抽出法(細菌からのゲノムDNA、RNA調製法の原理とプロトコール;動物組織からのゲノムDNA、RNA調製法の原理とプロトコール)
4章 コンストラクトの作製(基本の試薬などのマテリアル(性質と選び方)
DNAの増幅法の原理とプロトコール
プラスミドへのDNA断片導入の原理とプロトコール
DNAからRNAへの応用)

著者等紹介

平尾一郎[ヒラオイチロウ]
1975年沼津工業高等専門学校工業化学科卒業、’83年東京工業大学大学院博士課程修了、’84~’92年東京大学工学部助手、’92~’96年東京薬科大学薬学部助教授、’95~’97年インディアナ大学博士研究員、’97~2001年科学技術振興機構ERATOグループリーダー、’02~’06年東京大学先端科学技術センター特任教授、’06~’07年理化学研究所GSCチームリーダー、’08年より理化学研究所SSBCチームリーダー、’07年よりタグシクス・バイオ株式会社代表取締役社長(併任)、’07年より北海道大学大学院総合化学院客員教授

胡桃坂仁志[クルミザカヒトシ]
早稲田大学先進理工学部および大学院先進理工学研究科教授。真核生物の染色体の高次構造と染色体DNA組換えの分子機構の解明を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。