内容説明
「君が夢を叶えるための、力になりたい」ノゾムは、故郷を発つ前に交わしたリサとの約束を果たすことができなかった。そんな状況を裏で作り出していたのは、もう一人の幼馴染、ケンだった…。残酷な事実を突きつけられたノゾム。滅龍王ティアマットの干渉も日ごとに増していく中、それでも冷静でいられるのは、ずっとそばにいてくれた仲間がいるから。―大事なのは不安を消すことじゃない。抱えたまま、それでも前へ進むこと。ノゾムは亡き師匠の墓標に決意を誓う。そしてすべてに決着をつけるべく、ケンとの最終決戦の地へ向かう―!足りないのは、自信か、力か。―これは心の歩みを止めた少年が、未来へ進む物語。圧倒的王道青春ファンタジー、完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ピップ
14
作家さんから直接買った本の最終巻。主人公と恋人の仲を裂いた犯人がわかり、その背後にも何やら大きな影が。罠にはまったせいで主人公を憎むようになった元恋人、それに落ち込む主人公を支えた仲間たち。主人公と恋人がどうなるのか最後まで予想できませんでしたが望む形に落ち着いてスッキリ。「能力抑圧」という罰ゲームのようなスキルのせいで力が出せないが、自分に憑りつき乗っ取ろうとする龍を罰ゲーム「能力抑圧」で封じ込む、という設定が秀逸。楽しめました^^2024/05/23
渡邉大輔
0
結構好きな話だったんだけど終わってしまって寂しい。まだまだ物語が展開できそうだから余計にです。2024/09/30
-
- 電子書籍
- 強育パズル たし算パズル(初級編)