内容説明
ダメ親の代理で領地を運営していた子爵令嬢リィラは、両親が残した莫大な借金のせいで、身一つで追い出されることに。そこで彼女は、貴族らしい生活をすっぱりと諦めて、開拓村で生きていくことを決めたのだけれど…。以前「騎士の誓い」を捧げてくれた元騎士で、いまや次期公爵となったセドリックに見つかってしまったことで、おかしな状況に陥り!?どうして、結婚して次期公爵夫人になるか、領地運営を手助けするための侍女になるかの二択しかないんですか!侍女兼領主補佐になった没落令嬢の領地開拓ラブファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
35
どうしようもない親でも子は育つ。周りの人に助けられて。どうやら我が家にも当てはまる。耳の痛い?👀の痛い母親です😓2024/08/27
色素薄い系
4
リィラの両親がちょっとよく分からない行動してたけどリィラ本人は人に恵まれていたようで平民としてでも生きていけそうで良かった。と思っていた所に騎士の誓いをした元騎士で現在は次期公爵のセドリックと再会するけどこの騎士の誓いがあんまり上手く機能してなかったかなぁというのは若干残念。誓いを捧げたからなんだ?みたいな状態じゃん?まぁとはいえセドリックは良い敬語キャラだったし自分の気持ちを変にこじらせることなくダイレクトアタックしてたりストレスフリー。ブライルがリィラの側にいたいからって縮んだのが可愛い。2024/03/11
菊地
2
んー、主人公が虐げられていた理由や追放されて開拓村に流れる経緯も不明瞭な部分が多かったし、親類に敵が多い状況での領地を治める勉強だとしても、公爵家の跡取りが一開拓村の陣頭指揮を執る流れに無理を感じた。 そういう状況で主人公がヒーロー役から逃げ隠れするのもしっくりこないし、作中で重要なことのように語られる「騎士の誓い」にどのくらい重みがあるのかもよくわからない。 ベタな有能補佐役NAISEIを読みたかっただけの僕にとっては読みたいものからズレてる部分や不明瞭な部分が多かった。僕には合わなかったですね。2024/04/07