一迅社ノベルス<br> ふつつかな悪女ではございますが〈6〉雛宮蝶鼠とりかえ伝

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一迅社ノベルス
ふつつかな悪女ではございますが〈6〉雛宮蝶鼠とりかえ伝

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758095426
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

五家の雛女で序列を争う『鑽仰礼』。その途中で襲われ、命の危機に瀕した黄玲琳だったが、朱慧月の助けでどうにか窮地を脱し―玲琳と慧月は再び入れ替わった!しかし、波乱尽くしの鑽仰礼も、残すところ「終の儀」のみ。儀式中に受けた数々の妨害、きな臭い妃達と、様子のおかしい金清佳と藍芳春。そして玄歌吹の強い殺意と『凶行』…。そのすべての理由、原因を知った玲琳は、雛宮にはびこる汚泥を一掃すべく、慧月とともに動きだす!「復讐をするなら、速やかに、そして堂々と」五家の雛女たちは力を合わせ、盛大で公明正大な復讐劇を開始する―!!忌まわしき過去、そして自分自身と対峙する第三幕、終結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

45
待望の最新作!第三幕にあたる、玲琳・慧月喧嘩&歌吹編もとい鑽仰礼編、完結!あー今回も超楽しい読書だった!毎回大好き過ぎる。玲琳の在り方がとても好きなんだけど、慧月の言葉にはめちゃくちゃパワーがあるな…!と飲み込まれそうになりました(つまり著者さん天才)。入れ替わりについてのこの展開、ようやく来たか!胸熱ー!オバサン達もムフフフフだし、雛宮の障りはこれで一切合切取り払われてこれで正しい姿に…と思いきや、もっと強敵が!?なんか尭明がとにかく報われなくて可哀想になってきた。笑 次回は番外編?ボーナストラック?2023/04/07

星野流人

40
陰謀渦巻く後宮を舞台に、雛女たちによる怒涛の反撃開始。倒すべき敵であると認めた玲琳の容赦の無さは徹底しており、品がありつつもこてんぱんに叩きのめすやり口も鮮やか。読み応えたっぷりで、楽しかったです。亡くした舞照へ注がれる玄家ならではの深い愛情にも、感動しました。そのうえで名誉の回復へと至る道筋が心憎く、ジンと胸に響きます。慧月絡みで不機嫌になっちゃう景彰、かなり良かったです。雛女同士の共同戦線となった今巻ですが、雛女同士のやりとりはそんなに無かったので、そのあたりの交流もこれから見られたら嬉しいですね2023/12/14

はなりん

26
完結でもいい感じの展開で、雛女5人全員が団結して陰謀に立ち向かい解決へ。それぞれ殻を破って成長し、いい感じのライバルであり仲間である関係になって、ますます面白くなりそう。他の雛女達にも入れ替わりがバレたんだけど、大丈夫そうって思ってたら、最後に不穏な感じに。次巻は番外編のようですが、楽しみです。2023/12/31

ぐっち

22
第三幕、解決編!雛女たちの活躍で胸のすく展開でした。既に亡くなってしまった姉への計らいもよかった。影の薄い男性陣、このまま雛女たちの友情話に…となるかと思ったら、最後の最後で尭明が本気出してきましたね。挿絵のまつ毛に見とれてしまいました。続きも楽しみです。2023/07/01

しましまこ

16
鑽仰礼編もスッキリ終了、今回も玲琳の根性と人たらしが炸裂!面白かったー!2023/04/20

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