出版社内容情報
雨川 透子[]
著・文・その他
小田 すずか[]
イラスト
内容説明
目が覚めたら記憶喪失になっていたシャーロット。『稀代の聖女』と呼ばれていた力は封じられているけれど、そんなことは些末な事。なぜなら私の旦那さまのオズヴァルトさまが格好良すぎるから…!「私、あなたに一目惚れいたしました」「俺は君のことを憎んでいる」どうやら過去のシャーロットは残虐な振る舞いで人々を苦しめていたらしい。それならば、記憶喪失であることは隠して、お役に立てるように頑張ります!旦那さま最推しの悪虐聖女と不器用な天才魔術師のハイテンション・ラブコメディ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
20
ヒロインの怒濤の旦那様賛美が凄かった。句読点無しで2頁以上行ってましたか。目が泳ぐほどでした。読み始めは、記憶喪失だからって元々の性質が変わるのかと疑問だったし、不安とか混乱で一時的にも大人しくなるなら分かるけどこれは脇目も振らずに突き進みすぎだろうと思ってました。やはり聖女の振る舞いにも理由があったのですね。オズヴァルドが子犬にほだされる様子がたまりません。封印の刻印の場所を舌にしたオズヴァルドのセンスが何とも…。相手が男でも舌を選んだのかと聞きたいです。数年後の様子とか読みたかったな。2022/11/13
しぇん
18
Kindle Unlimitedで。中々凝った設定ですね。記憶喪失状態で目覚めたら目の前の男性が好み千%だった悪逆聖女のお話。旦那が好き過ぎてワンコ系になってる上、困ってる人、フェンリル等無条件に助けるあたり、記憶喪失だからって人格まで変わるのか?コメディなのか?と読んでましたが……。明かされてる秘密が色々納得でした。2024/05/03
nishiyan
15
目が覚めると記憶喪失になっていたシャーロット。実は悪虐聖女として恐れられる存在であったのだが、力を封じられた上に公爵オズヴァルトに嫁いでいたことを知り…というラブコメディ。シャーロットの彼への愛がとまらないのには笑ってしまった。そんな彼女に戸惑いながらも最善の道を模索し始めるオズヴァルトと関係が前進する様は心地よい。その裏で王位継承権を巡る問題もあって…と二人の過去ともリンクする展開は面白かった。ワンコ系ヒロインのシャーロットが躾される描写は愉快。危機を乗り越えた二人はどうなるか。続きが出るなら読みたい。2022/12/01
しぇん
12
二巻を読む前にうろ覚え部分多かったので再読。スティとかグットとか完全にワンコ系聖女…2025/05/25
霖 - rin -
11
Kindle…連載スタートから読んでいたこちら。なろうで読み返しもしてましたが、続編決定ということ書籍購入、ドタバタなラブコメでテンポよく、そしてシャーロットのわんこのような性格には癒される〜。きっと、オズヴァルドの氷もだからこそ溶かせたんだろうけだ、溶けた後のオズヴァルドの破壊力にシャーロットは耐え切れるのか…続きも楽しみ〜。2023/07/09