内容説明
五歳の時に誘拐された事件をきっかけに、自分が悪役令嬢だと気づいた私は―「ああ…っ、アルベルティーナ!お父様がお前をずっと守るからね…!」心配性で、砂糖の蜂蜜漬け並みに甘いお父様のもとに引きこもって、破滅フラグを回避することに決めました!王子も学園も一切関係なし、社交界にも出ずにこっそり前世知識を使いながら籠の中の鳥のように暮らした結果、立派なコミュ障のヒキニートな令嬢に成長!それなのに…。十六歳になって、義弟や従僕、幼馴染たちを学園に送り出してから、なんだかみんなの様子が変わってきて!?WEBで大々人気の作品が、遂に書籍化!完全無欠なお父様の愛で育った、純朴無垢な悪役令嬢アルベルの一代記、堂々開幕!第5回アイリスNEOファンタジー大賞金賞受賞。
著者等紹介
藤森フクロウ[フジモリフクロウ]
『転生したら悪役令嬢だったので引きニートになります―チートなお父様の溺愛が凄すぎる』で第5回アイリスNEOファンタジー大賞金賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いぼいのしし
23
父親のヤンデレが凄すぎて他が霞む。2021/12/15
ℳℯ
10
★★★☆☆ WEB版既読。地の文が独特で、好きな人は好きな文章だと思う。内容としてはまだまだなろう系の悪役令嬢モノから抜け出せていないが、内容が濃くなってくるのはこれからなので次巻の発売を楽しみに待とうと思う。ただ話が進むにつれて主人公の独白がウザくなってくる(不自然に恋に疎いところや、自分の立場を自覚しているのはいいが自慢のように思えてしまうところ)ので、そこは改善してほしいかなぁと。2021/09/12
りおる
8
面白かったけど、続き物だった…!え、結局どうなるの!?と、続きが気になってたまらない。5歳の時に誘拐され自分が悪役令嬢に転生したことに気づいたアルベル。そして考えた。学園に行かなければ破滅は逃れられるのではないかと。ということで、自分を溺愛する父の元でタイトル通りの引きこもりニートとなるアルベル。本当にお父様の溺愛がすごい。娘のためだったら何もかも怖いくらい切り捨てられる人。他にもアルベルに恋するキャラも出てくるが、個人的に幼なじみの妹がとても好きだった。次巻がでたら購入したい。2021/05/04
菊地
7
とても良かった。話の筋としてはありがちな「悪役令嬢」+「溺愛」ものなんだけど、主人公である悪役令嬢を小動物的引きこもりにして、溺愛お父様を血塗れのクレイジーサイコ親馬鹿にしたことが白眉。お父様が最高にヤベー奴なんだけど、そのヤベーお父様を怖がらずに素直に慕っているヒロイン、という構図は一歩間違えば共依存に陥る割れ鍋に閉じ蓋レベルで噛み合ってしまっている。もうキャラの勝利。ヒーロー候補たちが主人公に好意をぶつける辺りの展開には唐突感があったけど、そういう欠点を覆い隠すくらいキャラが良かった。大好き。2021/05/08
ヨシ
6
読みにくくて、苦労しました。強すぎる父性愛は世界を滅ぼす!2023/03/26