内容説明
常に美貌を磨くことに余念がなく、周囲からも美しいと褒め称えられているスフィーナ王女。ある日、そんな彼女に兄王子の勧めで専属護衛の青年ジェニアスがつくことに。戸惑いつつ、一目ぼれした彼がいつも近くにいることを喜んでいたけれど…。ジェニアスから、顔しか美しくないと言われてしまって!?これからは外見だけではなく、内面も磨き上げて、絶対に彼に「美しい」と言わせてみせるわ!!美貌磨きに邁進する勤勉な姫君と専属護衛のラブファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
22
最初は美容にしか興味ない姫なのかと思ったら…いいコだわ~。国のことも考えてるし、どう立ち回ればいいかにも腐心してるし、何か言ったら素直に努力するし、こりゃ可愛いわと思ったら、ヒーローもイチコロでした。きっちり終わってたけど、もしも人気がでたら、石が旅ができますね。それも読んでみたいような。2020/12/19
サキイカスルメ
8
姫様の可愛さ、最高!王族には特別な才能がある国で、【美しさ】の才能を持つ王女スフィーナと、彼女の専属護衛になったジェニアスのお話。主人公スフィーナが、義兄や義母から酷い仕打ちを受けていて、悲劇のヒロインにもなりそうな境遇なのに、それを見せないよう努力し続けるとうね。タイトル通りのひたむきな子で、応援したくなりました、すき。ジェニアスは潔くて大人の包容力もあり、スフィーナとピッタリでしたね。2020/12/02
菊地
3
「美しさの才能」という呪いが祝福に昇華される話。2020/12/06
ヴァル西野
1
うん。この違和感はなんだろう。一部はおそらく宮廷内の不穏を仄めかすような、意図的な描写なんだが、それだけではすべてが説明できない気がする。所々の描写や説明が二割ぐらい足りていない気がする。文章を2,3回読み直せば何となく何が起きていたのかを理解できたが、途中何度も困惑した覚えがある。幻想的、あるいは神話に近い世界観を持ち、その幻想的な要素が物語の主軸に繋がっているが、冒頭に出たいくつかの設定が説明されるのは終盤に近い頃の話です。波長に合う読者ならすごく好きなのは理解できるが、割と読み手を選ぶ作品です。2022/07/26
asaasa
0
★★★☆☆2022/09/23
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- 洋書
- Bad Romance