メゾン文庫<br> 京都祇園の橋守さん―よろづあやかしごと承ります

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京都祇園の橋守さん―よろづあやかしごと承ります

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784758092142
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

深い獄界の闇の底から呼び戻された最強最悪の鬼・酒呑童子。仏神に彼の魂の浄化を命じられた『橋守』の景は、新たに朱天という名前を与え、人として正しい生き方を教えるため、自身の営む『をの古物店』で居候生活を送らせることに。景から家事全般を任された朱天は、驚きばかりの現代文明と、景の霊力により引き出される『付喪神』たちとともに、二度目の生を歩み始める―。京都花見小路を舞台に元・鬼+強力な優男+αで贈る、あやかし人情物語!

著者等紹介

金沢有倖[カナザワアリコ]
『闇の皇太子』シリーズ(ビーズログ文庫アリス)で人気の小説家。自費出版で闘病エッセイや、小説も発売中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひぬ

23
獄界の闇の底から呼ばれ、千年ぶりに現世に出てきた酒呑童子。現世とあの世を繋ぐ「橋守」の景から新たに名前を貰い、大江朱天として活動を始めます。償いの一環として、景の営む「をの古物店」での居候生活をしながら彼は周囲の手助けをします。個人的にはあまり合わなかったです。文明のギャップに驚く朱天の反応は面白かったですが、序盤からかなりあっさりと馴染んでいるため、意識の差があまりないように感じられました。朱天も人型ワンコにしか見えず(それはそれで面白いですが)、他の登場人物の掘り下げがないまま終わったのが残念でした。2022/04/27

6
処は京都祇園  その昔悪鬼として名を馳せた酒呑童子が最下層地獄から千年の時を経て現世に戻された? 美丈夫てやさしい鬼が、橋守 (陰陽師?退魔師?)小野景のもとで人を知る修行をするお話 現世の名は朱天と呼ばれることになる鬼は、優しくて頭が良くて人懐こい…景とのやりとりも時代錯誤で楽しかった。 物の怪とあやかし…今でも京都には居るのかなって本気で思ってしまいす。すきなじゃんるですが、ホッコリして楽しかったです。2024/05/29

わぴねむ

3
特に大きな事件が起こるわけでもなく、ひたすら朱天が景にしっぽをふりふりしているお話。2020/02/23

村岡ツヤ子

2
平安転生キャラの解像度が凄まじく低くて逆に新しかったです。「カタカナ言葉がわからない設定」のキャラってそれだけでとても可愛いけど、その割に初頭から現代的な単語は知ってて口に出してるのが違和感すぎて私向けではなかった印象。呪術系の大物をどんどん出して風呂敷を畳まないのは続編を考慮してなんだろうな、というところまではわかったのだけど、完全なノットフォーミーでした。2022/04/25

仔いし

2
特に大きい事件が起こることもなくただ現代で生まれ変わった最恐と言われた鬼が頑張る話。やり取りはテンポが良くて面白かったけど全体的に少し物足りなかった。2020/09/15

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