ＩＤコミックス 百合姫コミックス ルミナス＝ブルー 〈１〉

岩見樹代子

一迅社（2019/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 165p／高さ 19cm
• 商品コード 9784758079211
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いりあ]

雑誌「コミック百合姫」に連載されていた岩見樹代子さんの「ルミナス＝ブルー」の第1巻です。「透明な薄い水色に」に続く百合作品です。垂水光、青野寧々、秋本雨音、葉山うちほの4人の物語。百合度高めです。カメラと百合が出会うとどうなるのかと思ったら、チクチクと小さな棘を忍ばせながらも、キラキラした素敵な話になっています。そして繊細なタッチの絵がとても合っています。この三角関係というか四角関係がどうなっていくのか気になります。

2019/11/19

[惣次郎]

終わった恋をファインダー越しに見守る一夏の物語。百合姫が2018年に新連載ラッシュで湧いていた時に始まった作品の一つです。“楽しくて明るくてアニメ化も狙えるような作品”を岩見先生に提案してしまうてふ氏のチャレンジ精神も凄いですが、期待に応えて高校生のキラキラ輝く一瞬を切り取った青春百合を描いてしまう先生のポテンシャルの高さに脱帽しました。ファインダーから覗く寧々・雨音と、光の瞳に映る二人との対比がいいですね。本作は惜しまれつつ完結を迎えましたが、何度も読み返したくなる作品です。

2020/02/05

[Ume]

写真をテーマに少女たちが織りなす恋愛物語。ガッツリ百合です。

2019/12/23

[ぽんこつ]

カメラが大好きな光が転校先で出会ったのは雨音と寧々という2人の女の子と、写真愛好会の葉山先輩。愛好会から写真部に戻るために、光は雨音と寧々に写真を撮らせてもらうことに。そこから話が始まるのだが、これは1冊目から当たりの予感しかない。絵が繊細で、背景も綺麗で、話はそれぞれの感情が出ていて重めに感じるけど、絵はそれを邪魔しない。彼女たちの関係性が見えてきた分、今後どうなるか楽しみ。これは心からおすすめできるし、応援したい作品。

2019/07/27

[ジエチルエーテル]

良質な百合

2019/05/19