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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
クライン
6
三人寄れば姦しいとは洋の東西、古今を問わず。でもその笑顔の裏に、分かってほしい、でも気付かれてはダメって、そんな密やかな想いが漂いつづけているのやも。百合妄想休題。黒髪ロング派の私は月子嬢目線に。海ちゃんの蠢く手に堪えきれず、想い人の名を呼んでしまう情景が哀しい。月子嬢の気持ちを知りながら、私の身体をその人の代わりにすればいいと投げ出す、そんな幼くも一途な心情が淋しい。微妙に落ちていない話が多い気がする作家さんですが、それも持ち味か。めら劇場、しばらく続きます。2013/06/15
アキヒコ/悠音
2
海が「陽ちゃんなんかいなくなっちゃえ」の後に「今のお願いはウソです…」とか、描き下ろしの月子の心変わりをしつこく心配してるとことか… 切ない…2013/01/13
hazama
2
表題作はいつもよりグルグルしている袴田めら。同時収録の短編、「うつくしいもの」が直球で、とても好みだった。2011/08/12
古槍新垢
2
陽ちゃん放置かー、と思ったけど別作品に出てるのか、楽しみ。泣いてる顔が全部キュンとする。『うつくしいもの』の三編みへの感情移入がすごいんだが、この感情は嗜虐心みたいなものなのか、それとももっと原理的欲求によるものなのか、ううむ。2011/05/27
フヂヨシ
2
全般にこう、熱っぽくてきゅうっとする一冊でした。読み替えできそうなラインとかはるか後方に越えてきてて潔い。表題作とかは、もっとぐちゃぐちゃするのかなと思ったら意外にさくっと収まったかなあという気分はあるにせよ(笑)。まあ、ある種ネーミングからして暗示されてはいたのかなと納得してみたり。ええと、どれもいいんですが、地味ーにお手紙話が好きだったりとか。2009/08/03




