ＩＤコミックス ＺＥＲＯ－ＳＵＭコミックス レムルローズの魔女

神江ちず/霜月はるか

一迅社（2014/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 19cm
• 商品コード 9784758059428
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あっちゃん]

騎士学校へ入学が決まっていたロシェルは、ある日突然魔女の呪いを受けてしまう。家族に見放され、独りになったロシェルは魔女の呪いを解くために魔女の城に向かうと、そこには謎に包まれた少女がいた。…という物語です。表紙もそうですが、絵がとても綺麗で魅入ってしまいます。原作は知りませんでしたが、この一冊で十分満足できました。どちらかというと悲恋な感じで切ないですが、２人の小さな幸せも垣間見えて、その後が気になりました。

2014/08/13

[わたよぴ]

表紙に惹かれて購入。紙質が良かった。主人公ロシェルは禁忌のほこらに足を踏み入れ魔女に呪われてしまう。呪いを解くため魔女の居場所だという霧の森の奥にある城を訪れそこである１人の少女に出会い……こんなカンジで物語が進んでいくがこの作品の情景が好み。1冊完結なので多少物足りなさはあったがまぁまぁ良かったかな。欲を言えばもうちょっとラストに加筆を加えて欲しかったな。この作品の元になった原曲があるという事で試聴してみたけど原曲も良かった～購入しちゃおうかなぁ♪

2014/07/29

[ゆり]

原曲は知りませんが、表紙とあらすじに惹かれて。薔薇に魔女に呪いに黒猫に眠り姫……。ちょっと怖くて切ないおとぎ話風味の恋物語、良かったです。散々な目にあいつつもどこまでもお人好しなロシェルも、無垢で寂しげなアンダルシアも好感が持てて良かった。一冊分の物語でまとまっているけれど、できればもっと長くふくらませて読みたいお話だったかな。ラストの番外編が切ないけど優しい気持ちになれるお話でもありました。

2014/08/16

[ひかり]

シモツキンの音楽とのタイアップ。魔女の祠に入ったことで呪われた青年騎士候補生と、魔女に呪われて吸血鬼になってしまった幼女姫の話。という属性でまず気にいる人いるんじゃないかな！私もです。もっとページがあったらよかったなあという気はします。さくさく進んでしまった。巻末の紅茶の秘密が一番グッときたので細かいところをいっぱい見たかった。話の中にある曲はこの本の記念に公開されてるというのでこれから聞いてみます。

2014/08/08

[ぱんなこった]

楽曲のコミカライズ、未試聴での読書。絵は比較的キレイめ、全体的に楽曲ベースのためか漫画的には若干の入りにくさがあるものの、世界観と相まって雰囲気ある作風に仕上がっている。多くの感想にあるようたしかに童話的で好みは割れそう、流れるように進む物語を心地良く感じるか物足りないと感じるか。個人的に吸血鬼物ってことで読んでみてそこそこお気に入りに、楽曲も気になるところ。あのラストと後日談は私的にはハッピーエンドと解釈した

2015/01/31