IDコミックススペシャル<br> あまつき 〈12〉 (限定版)

IDコミックススペシャル
あまつき 〈12〉 (限定版)

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  • サイズ コミック判
  • 商品コード 9784758055413
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

那義乱丸

7
再読。兄限、限定版、通常版、どのカバーもお気に入り♪白緑と銀朱の結末の時、その場にいた梵天。彼の後ろには数多の妖達の生きる白緑の森と、腕の中には傷つき弱って小さくなった露草がいて…。為す術を持たない梵天に白緑から託されたのは森と露草だった。茫然と涙を流し、露草を抱える梵天の姿にまたしても涙。銀朱と真朱、白緑と露草。人と妖であること以外にどんな違いがあるのかと問う鴇の言葉が胸に響く。人も妖も肉親を想う気持ちは同じ。兄として弟、妹を守ろうとする気持ちだって同じ。人と妖を繋ごうとする鴇に胸を打たれる。2018/05/06

那義乱丸

7
目を覚ました梵天のこれまでを知るにつけ心が震えた。白緑から託された大きく重いものを天座の主として露草の兄として一人背負って来た梵天。弱っている今の彼の傍に鴇がいてよかった。このエピのラストでうつぶしの顔が砕け始めてるのが気になる。穏やかに話が進む巻ですが、その実、事態は止まることなく進行していて終盤は不穏な展開に!そしてやはり謎なのが紺。小冊子も良かった!小冊子なのに本編に関わる内容もあって少々驚いたwここに描かれている過去の紺というのも非常に気にかかる。紺はあまつきのキーマンではないのだろうか。2011/04/19

那義乱丸

6
再読。白緑と銀朱の結末の場で白緑から託されたものを守り抜こうとした梵天の心情や、梵天の露草への、黒鳶の紅への、兄としての愛情に涙。嵐の前の静けさ的お話のこの巻。帝天と戦うため、ひとまず休戦している人と妖が敵対心を抑え、種族を越えて心が近づきつつあるのが嬉しい。小冊子に収められた本編で語られていないエピソードの数々がどれも深い。自分用メモ:鴇を待っているのは、もしや蘇芳とちさと?2013/12/17

日奈月 侑子

6
梵天が梵天じゃなくなったってそういう意味だったんですね。てっきり人格の方に影響でも出たのかと思いました。安心です。 鴇と八つ当たり合戦をした誰かさんの狂犬っぷりが怖いです。目が尋常じゃないくらい怖くて吃驚しました。 久々に沢山喋ってた梵天と鴇達のやり取りに和んでしまいます。本当ろくな事言わない煤竹がもう微笑ましい…(笑)鴇って大概体丈夫にできてるなあ、と思います。あんだけ殴られたりとかしてるのに全然心折れてない辺りが素敵です。 眠れない鴇を心配する紺の様子に和みました。紺は紺で色々と悩んでるっぽいのですが2013/11/25

しゆ

3
「お前だって人間だ」「人間だけど友達だ」───シンプルながら、良い台詞だと思います。設定を消化するのに手間取る本作品ですが、こういう分かりやすくグッとくる部分があると良いですね。なんせハイガクラとあわせて舞台設定を記憶し続けるのが難儀なので……。あと、絵はびっくりするくらい上手になられてます2010/11/15

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