ＩＤコミックス ＺＥＲＯ－ＳＵＭコミックス あまつき 〈９〉

高山しのぶ

一迅社（2009/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 19cm
• 商品コード 9784758053976
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミュポトワ@猫mode]

あまつき 9巻目。主人公がでてきたと思ったらまた、過去編になってしまって、また主人公がないがしろにｗまぁこの漫画、登場人物が多いから、しかもみんなキャラが立ってるからちゃんと説明しておかないとよくわからなくなってしまうんだよね。面白い漫画ってちゃんと登場人物が生きていて、ちゃんとバックグラウンドを説明して深みを出しているんだと思うんです。そういう意味では過去編って重要だからなくてはならないんだと思うのよ。まぁ主人公の登場シーンは減りますがねｗこの過去編も長そうだｗってことで続き読んでいきます♪

2021/10/20

[日奈月 侑子]

銀朱の好感度が上がり続けています。うーん、良い面も悪い面も描いて来るからこの作者さんのキャラは憎みきれない。見方を変えれば人ってそんなもんだとは思いますが。　初っ端からまさかの現代サイドの紺と鴇の絵が出てきたり、時系列がごちゃごちゃになって頭の中もこんがらがり気味です。　陰陽寮サイドの話も中々魅せますね。あんなに表情が人間臭いの佐々木さんを見るのは後にも先にもここら辺だけのような気がします。 鴇奪還の為に現れた空五倍子が可愛くて可愛くて。あんなに図体でかいのに可愛いってずるい。首を傾げないで、撫でたい。

2013/11/25

[那義乱丸]

再読。彼岸編は伏線がいっぱい張られてたのだと改めて実感する。あまつきのシステムが明かされてない時は、描かれている事象があまつきにどう繋がるのか見当もついてなかったから。あまつき編では銀朱の夢の中で、彼がやろうとしていたこと、白緑との戦いの結末が、彼自身の口から鴇時に明かされる。柏餅に例えたのがとてもわかりやすかった。白緑の体に銀朱の心。霧散したはずの白緑の心もまたそこに在ることにホロリ。そして、後半は緋ィ様が登場して陰陽寮の話。緋褪、佐々木、萱草、黒鳶、紅についても描かれている。私は緋ィ様も大好き♪

2018/05/04

[那義乱丸]

再読。忘れ去ってた伏線がここにも。空五倍子がいつも梵天のお団子結ってたのはこのネタから来てるのね。全然気づかなかったなぁ私。つかこんな小さなネタ気づかないよね（笑）あと、若桜のかっちゃん！そうかそうかここに出てたかｗそしてなんといっても依頼主！なんと！がーん！私なんで忘れてたんだ！ちゃんと付箋も付けてあるのに！この巻後半は陰陽寮編。自分用メモ：緋ィ様は八尾比丘尼。半妖だからこそ「人でありたい。人として人を愛し　人と関わっていたい」人であるために妖を狩る。

2013/12/16

[那義乱丸]

現代組が大江戸幕末巡回展に辿り着いて、じわじわと方向性を見定めてきたのかなといった感じ。そして、ここに紺が出てくるとはっ！江戸の方は陰陽寮編でまた新たなキャラの登場。梵天たちにしろ銀朱にしろ陰陽寮にしろ、そのサイドの視点で読めばそれぞれの心情が理解でき共感もできるので、この現状をどう判断すればいいのか読み手としても悩む。四駒劇場が笑えます。そしてあとがき漫画の鴇が不憫ｗｗｗそういえば梵ちゃん、この巻でもまだ起きてないのかな？

2011/04/17