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メリッサ文庫
契約妻と伯爵家〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 399p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784758049078
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



白柳 いちか[シロヤギイチカ]

椎名 咲月[シイナサツキ]

内容説明

異世界に迷い込んだ日本人・神埼菫は「ヴィオレッタ」と名乗り、ビジネスの経験を生かして女性実業家に。没落気味の伯爵家の建て直しを頼まれ、伯爵家跡継ぎ・ヒュージの妻として契約結婚した。ダメ男だった夫・ヒュージも、教育の甲斐あって(?)成長し、おまけに惚れられて…!?そんな折、日本からこの世界に迷い込んだという一人の青年が現れる―。波瀾の契約結婚ストーリー第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anko

13
タイトル通りに契約結婚の二人が愛し合う夫婦になるお話です。ヴァイオレッタが仕事の出来る強い女性でなかなかデレてはくれないです。当初は現実を見ずに愛人を家に囲って いたヒュージですがヴァイオレッタに惚れてからは一筋で彼女の強いからこそポキッと折れてしまいそうな弱い部分も含めて愛してくれる大型ワンコになりました(笑)おそらく18世紀前半の欧州を念頭に書かれているんだと思うのですが、文化や貴族制度など史実から大きく逸れてしまわない様に書かれているので枠組みがしっかりしていて物語に深みがあるのだと感じました。2017/08/31

みみずく

8
今回はヴィオレッタと同じく異世界トリップしてきたトーマという青年が登場。彼の置かれたきつい状況は想像に難くない為、やはりヴィオレッタの境遇は恵まれてたのね…なんて思った。でもその恵まれた境遇から始まった所がこの作品の(私にとっては)読みどころだったな。今回はヴィオレッタの弱点もあらわになって思い切り自分と向き合っていくところも良かった。ヒュージのひたすらに一途なところとやっとかみ合ってきて楽しい読書だった。2019/04/08

きな猫

0
★★★2018/09/12

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