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内容説明
世界に『天命の書板』の欠片と、それを身に宿す特殊な能力者が生まれておよそ三十年。巨大学園・霧の学舎へやってきた八坂韻之介は書板使いに襲われている女性を助けようとして、瀕死の重傷を負ってしまう。死の淵にあった韻之介を救ったのは、みずからを『天命の書板』の管理者にして、万物産みし大地の母神と語る謎の幼女・ティアだった。ティアの契約者となった韻之介は普通科から書板科へ編入され、キングー同士の戦いへ身を投じることになるのだったが―。書板の欠片をめぐり争う学園異能バトル開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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6
ありがちな学園バトルものだが、モチーフにメソポタミアを持ってきたのが最大の特徴か。しかし、随所から厨二オーラの溢れる北欧神話と違ってバビロニアの神話って地味だなー。北欧神話やゲルマン系言語の高い厨二力が改めてラノベと食い合せがいいことに気付かされた。2015/03/14
T.Y.
2
万物の命運を書き記した「天命の書板」が発見され、世界に飛び散って三十年。書板研究のために設立された学校「霧の学舎」に入学した八坂韻之介は、入学早々事件に巻き込まれ、命を助けられる代わりに大地母神ティアの書板と契約することになる。メソポタミア神話を題材に、用語にシュメール語も取り込んだ設定が特色。ストーリーもバトルもまずまずの出来。ただ『人間失格』よろしき主人公の悩みを初めとして、キャラの心理描写は弱め。神々まで含め周辺キャラの話も一つ一つが物足りない。眼鏡優等生幼馴染みの朱馬の立ち位置とかいい線なんだが。2015/03/20
みるふ(´・∀・)
2
万物産みし大地の母神と語る謎の幼女・ティアとの紹介文に釣られてみれば、これは大変素晴らしきロリ婆でございました。 大地母神と名乗るだけあり、自ら産みし子らへ対する、神でありそして母であるからこそ生じる魅力溢れる発言や所作の数々は、まさにロリ婆ならではと言えるほどの魅力でいっぱいでした。 また、そのティアの言葉や行動に対して、持てる限りの力と知恵を振り絞り行動する主人公の姿は大変心地よく、ロリ婆は相方がいてこそ魅力が引き立つと考えている私としてはとても気持ちよく読むことが出来ました。2015/03/20
からから
1
なるほどそうきたかーという感じ。続刊が出たら、ものすごい勢いでヒロイン増えていきそうな……色々いるしね。しかしなんていうかこう……ティア以外空気感がすごい2016/06/21
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