内容説明
「結婚が嫌なら大騎士会で優勝してみせろ」修道騎士の少女シルヴィアは、祖父からの手紙に絶望した。男が近づくと冷や汗が止まらなくなる、男性恐怖症になった元凶と結婚するなんて絶対イヤ！！何としてでも優勝したいが、そのためには男と協力する団体戦へ出場するしかない！？窮地に追い込まれるシルヴィア。ところが、一緒に戦うことになった第四王子レオンハルトは、なぜか近づかれても平気で…。戦う少女のラブファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
11
ヒロインの性格が多少めんどくさくはありますが、楽しく読めました。でも最後の告白合戦は妙に気恥ずかしい～（笑）。あと、フリードリヒ主従が思いのほか気に入りました。2013/08/20
幸音
10
表紙買い。男性恐怖症の原因である張本人との結婚から逃れる条件として、騎士団従士であるシルヴィアは、大騎士会での優勝を目指す。男女混合チームを組んだ中で唯一近寄られても平気なのは天然紳士系王子レオンハルトだけ、それはなぜか。あとがきにある甘いシーンはラスト除くと少ないような気が。本人が自覚してないからかもしれないけど。修道女の服装で戦う女の子っていうのがツボにハマった。従妹馬鹿なリヒャルトや男前で少女趣味なアンネリーゼが好き。シルヴィアをいじめるのが趣味な従兄への制裁をシルヴィア本人にしてほしかった。2013/07/09
はなりん
7
ちょっとゴチャゴチャ感があったけど、面白かった＾＾。６人+金銀主従のキャラや関係性がよかったかなぁ。最後はもっと余韻が欲しかった・・・。見守っていたみんなの反応や、おじい様がシルヴィアの相手を知った時の反応なんかも楽しみたかったなぁ。2013/08/11
ゆん
7
手ひどいいじめを受けて、男性恐怖症になったヒロイン。その元凶となった相手と結婚させられそうになって何とか回避するべく頑張る話で、ヒーローは何故かヒロインに接近できる唯一の男子…従兄のリヒャルトや上司のアンネリーゼのやり取りや、何故か好きになっちゃうのはヒーローじゃなくてあえなく失恋とか、内容が盛りだくさんで詰め込み過ぎたんじゃないのかなぁ。あぁでも、修道服で槍や弓を持って戦うって言う設定は良かったな。イラストも綺麗だったし。2013/07/22
りゅうＲ
7
軍隊ものラブコメ。いじめにあい、極度の男性恐怖症になったシルヴィアはいじめの相手との結婚からのがれるために、軍の大会で優勝しなければならなくなり、団体戦での野外行軍にかける。男子がダメなはずなのに、一人だけ大丈夫な彼は皇子さまで。基本は、面白かったけど、こんな設定いるの？と思われるような文がちらほら。書かれているだけででてこない設定が多かったかな。世界感が甘いというか。まあ、ラノベのラブコメだからいいか。明るい気分になれる本だけど、シルヴィアは強いんだから、いじめの相手を一度はぶっとばしてほしかった。2013/07/02
