内容説明
刺繍好きの貴族の姫・ユァンの夢は“彩師”になって、皇帝に贈る作品を作ること。そのために結婚なんてしていられない。そんな彼女の前に現れたのは、見知らぬ婚約者・流星だった。宰相家の跡取りで幼なじみだという彼を、ユァンは全く覚えておらず…?流星から好意を伝えられて戸惑いながらも、夢を諦められないユァンは、作品を納めるために訪れた宮で、偶然出会った皇帝・月渓に気に入られ、宮廷に来いと誘われてしまい―!?運命の糸が絡み合う中華ラブファンタジー。
著者等紹介
九月文[クツキアヤ]
第6回角川ビーンズ小説大賞優秀賞&読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
9
面白かった。でも、もうちょっとじっくり読みたいかも。2013/08/08
U
9
世界観とか異能系とか刺繍とか、それから流星はすっごい好みというか読んでて楽しかったのですけど、な、なんだろうこのモヤモヤ感……! や、まあ、甘さとか能力の使いどころとか超好みで美味しかったです。2013/04/26
はなりん
8
中華風なお話。設定はなかなかいいんだけど、ちょっと駆け足で物足りない感が・・・。陛下がもっと流星をイジルとことか、3兄様たちとのやり取りとか、その辺での流星の表情とかが見たかったなぁ。その辺でもっと甘さや何かが引き出せてたような・・・気が。続きがあるといいなぁ。2013/06/30
ゆん
7
ちょっと詰め込み過ぎな感じもするけど…流星の腹黒い感じがなかなか良かった(笑)ユァンは、病弱は少しましになったのかな?陰謀煌めく宮中で、色々あってもめげずに頑張るのは、作者ヒロインの共通美徳点。続きよりも、番外編とかで皇帝の恋とか、兄三兄弟編とか読んでみたいな。2013/05/29
火烏
7
すごくツボな設定で半分くらいはわりと手放しだったんだけど、後は駆け足というか、肝心の記憶があんまり腑に落ちないなあ。とくに病弱設定が違和感だし、ヒロインの言葉づかいとか。まあいろいろおしい。おいしいのに。2013/04/25
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